部品またはアセンブリに製造アノテーションを追加するには

参照モデルへの製造アノテーションの追加は、部品モードまたはアセンブリモードで行います。後から製造プロセスでこのモデルを使用するときに、製造アノテーションを抽出してステップを作成できます。

注記モデルツリーにおける製造アノテーションフィーチャーの順序は、後から抽出する際に重要です。抽出ツールでは一定の条件に従ってステップの順序を変更できますが、通常、製造アノテーションフィーチャーを作成または順序変更するときには、後で行う加工順序を念頭に置くようにしてください。

2. 「アノテーション」(Annotate) >

「アノテーションフィーチャー」(Annotation Feature) の順にクリックします。「定義」(Definition) タブがアクティブな「アノテーションフィーチャー」(Annotation Feature) ダイアログボックスが開きます。

3. 「定義」(Definition) タブの

をクリックします。「製造テンプレート AE 設定」(Mfg Template AE Setup) ダイアログボックスと、テンプレートを選択するウィンドウが開きます。

◦ テンプレート名を選択して「開く」(Open) をクリックします。ブラウズするときに、「プレビュー」(Preview) ウィンドウを使用して、テンプレートに関連付けられているイメージを表示できます。

◦ 「製造テンプレート AE 設定」(Mfg Process Setup) ダイアログボックスを使用して、製造条件の名前およびテンプレート参照に適したタイプのジオメトリエンティティを選択します。加工部位名のデフォルト値は「未定義」(UNDEFINED) です。加工部位名として「未定義」(UNDEFINED) を選択した場合、加工部位は定義されません。加工部位を作成するには、加工部位のリストから名前を選択します。

注記コンフィギュレーションオプション mfg_udf_info_setup_file を UDF 加工部位マッピングファイルの場所に設定した場合にのみ、加工部位名を選択できます。UDF 加工部位マッピングファイルには拡張子 .xml が付いています。

◦ 「ステップ設定」(Steps Setup) をクリックします。「製造テンプレート AE ステップ設定」(Mfg Template AE Steps Setup) ダイアログボックスが開きます。

◦ 製造テンプレートでステップのアノテーション要素を選択し、

をクリックして「製造テンプレート AE 設定」(Mfg Template AE Setup) ダイアログボックスに戻ります。

4. すべてのテンプレート参照を定義したら、

をクリックします。製造テンプレートタイプのアノテーション要素が作成されます。参照設定時に選択したエンティティがアノテーション要素の参照になります。これらの参照が参照コレクターにリストされます。

5. 必要であれば、「パラメータ」(Parameters) をクリックしてアノテーション要素のパラメータを指定します。参照定義を編集することもできます。

6. 問題がなければ「OK」をクリックします。「アノテーションフィーチャー」(Annotation Feature) ダイアログボックスが閉じてアノテーションフィーチャーが作成されます。