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テンプレートからステップを挿入するときの規則
テンプレートからステップを挿入する場合、次の規則に従って、テンプレート内の情報からステップの要素が導き出されます。
ステップにはテンプレート内のステップと同じ名前がつきます。プロセステーブルに同じ名前のステップがすでに存在する場合、_000、_001 のようにステップ名に番号が追加されます。
カレントワークセルにテンプレート内の工具と同じ名前の工具がすでに存在する場合、カレントワークセルの工具がステップに使用されます。
 
*注記 工具には一意な名前がついていることが重要です。テンプレートで定義されているものとはパラメータが異なる場合にも、ワークセルの工具が使用されます。
カレントワークセルに工具が存在しない場合
カレント製造プロセスの別のワークセルで、この名前が付いた工具がサーチされます。見つかった場合、別のワークセルのパラメータを使用してカレントワークセルにその工具が追加されます。
この名前の工具がカレント製造プロセスで見つからない場合、テンプレートから導き出したパラメータを使用してその工具がカレントワークセルに追加されます。
すべての製造パラメータはテンプレートから導き出されます。
ステップが挿入されるオペレーションで座標系とリトラクトサーフェスが定義されている場合、ステップにはそれらの座標系とリトラクトサーフェスが自動的に使用されます。定義されていない場合、これらを定義する必要があります。
ミル加工するサーフェスやドリルであける穴など、新規作成したステップのその他すべてのジオメトリ参照を再定義する必要があります。ただし、コンフィギュレーションオプション mfg_auto_ref_mfg_templateyes に設定した場合、製造モデルにある参照名と参照タイプがテンプレートにあるものと同じであれば、参照が Creo NC によって自動的に割り当てられます。