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プローブ INSIDE CORNER
このコマンドを使用して、それぞれの平面が XY 平面にも垂直な2つの垂直な平面の内側コーナーの交点を配置できます。
参照点がこのコーナー交差の位置を指定します。次に、4つのターゲット点が上記のコマンドのパラメータの値に基づいて調査されます。すべてのプローブモーションは、ターゲット点を通る XY 平面に平行な平面で実行されます。最初のターゲット点は、XDIST パラメータの値の分参照点から X 方向にオフセットします。第2のターゲット点は、最初のターゲット点から DIST の分離れた同じ面に位置します。次のターゲット点のセットは、ほかの面に位置します。これらの最初は、参照点からの YDIST です。最後のターゲット点は、前のターゲット点から DIST の値の分離れて位置します。2つの面の方向は、ATANGL パラメータの値により決定されます。ゼロの ATANGL には、XDIST が X 軸に平行に計測されます。ターゲット点へのアプローチ距離は、検索範囲を指定する TO 修飾子により制御されます。
このコマンドの使用前に、PROBE/RANGE コマンドをプログラムする必要があります。
発行される CL コマンド
VERIFY / CORNER, IN, XYPLAN, XDIST,a, YDIST, a, [ATANGL, b], $
DIST, c [, CLEAR, d] [, PERMIN, e] ( , OSETNO, f )
IPM ADJUST
MMPM
パラメータの説明
XDIST, a
参照点からコーナーの1つの面にある2つのターゲット点の1つめの点まで、部品参照 X 軸に平行する符号付き距離を指定します。
YDIST, a
参照点からコーナーのもう1つの面にある2つのターゲット点の1つめの点まで、部品参照 Y 軸に平行する符号付き距離を指定します。
ATANGL, b
コーナーの回転を度数で指定します。ゼロの値は、XDIST が X 軸と平行に計測されることを示します。
DIST, c
各面の最初のターゲット点からその面の2つめのターゲット点への分離です。
CLEAR, d
オプションのシンタックスです。ターゲット点の Z 値よりも上の高さが早送りから送り速度に変わるのを示すのに使用されます。プログラムされていない場合は、高さゼロが使用されます。
PERMIN, e
IPM
MMPM
プローブモーション中に使用される送り単位および速度を示します。このシンタックスはオプションです。プログラムされていない場合は、最後に使用された送り速度が使用されます。
OSETNO, f
ADJUST
これらのパラメータは、プローブオペレーションの結果を機械にどう使用するのかを示すのに使用されます。後続の運動には影響しません。
CL ファイルの例およびモーション
シーケンス :
RAPID
GOTO / 0, 0, 4.00
PROBE / RANGE, TO, .60, PAST, .1,
VERIFY / CORNER, OUT, XYPLAN, XDIST, .50, YDIST, .50, $
ATANGL, 0., DIST, 1.0, CLEAR, 1.75, IPM, 10.0, ADJUST
GOTO / 6.60, 1.0,-.75
次のモーションに拡張する必要があります。

RAPID
GOTO / 0., 0., 4.
GOTO / 6.60, 1.0, 1.0,
FEDRAT / 10., IPM
GOTO / 7.2, 1.6, 1.0
GOTO / 7.2, 1.6, -0.75
GOTO / 7.1, 1.6, -0.75
GOTO / 7.1, 1.125, -0.75
GOTO / 7.1, 1.6, -0.75
GOTO / 8.1, 1.6, -0.75
GOTO / 8.1, 1.125, -0.75
GOTO / 8.1, 1.6, -0.75
GOTO / 7.2, 1.6, -0.75
GOTO / 7.2, 1.5, -0.75
GOTO / 6.725, 1.5, -0.75
GOTO / 7.2, 1.5, -0.75
GOTO / 7.2, 2.5, -0.75
GOTO / 6.725, 2.5, -0.75
GOTO / 7.2, 2.5, -0.75
GOTO / 7.2, 1.6, -0.75
GOTO / 7.2, 1.6, 1.0
GOTO / 6.6, 1.0, 1.0