製造 > CL 出力 > NURBS 補間の CL 出力
  
NURBS 補間の CL 出力
「3D NURBS 出力」(OUTPUT_3DNURBS) パラメータを使用して、Creo NC で 3 軸および 5 軸加工のツールモーションに NURBS 補間を指定できます。このパラメータを「はい」(YES) に設定すると、次の例に示す NURBS モーションが CL ファイルに含まれます。
1. MOVNRB / M3AXIS
MOVNRB/ON,o,k,w,n,s
2. MOVNRB/1,k1,..kk
3. MOVNRB/2,cp1...cpn
4. MOVNRB / NEXT
GOTO/xyz for p1
GOTO / xyz for P2

GOTO / xyz for pn
4. MOVNRB/OFF
最初の文は、3 軸加工の NURBS モーションの開始を表します。これに続く MOVNRB 文で、NURBS モーションを定義します。ここで、
o - カーブの順序
k - ノット数
w - 重量の数。常にゼロに設定
n - 制御点の数
s - カーブの長さ
k1,...kk - 実際のノット値をスカラーで表したもの。1 つの文に最大 24 の値を記述できます。
cp1,...cpn - 実際の制御点を X、Y、Z 座標で表したもの。1 つの文に最大 24 の制御点を記述できます。
GOTO 文の前にある MOVNRB 文は、NURBS モーションの実際の個々の出力を開始することを表します。最後の MOVNRB はNURBS モーションの終わりを表します。
 
*注記 5 軸加工では同様の制御文セットに上下の NURBS の間の長さを加えたものを使用します。長さは、Creo NC で定義された工具の長さに基づきます。次の CL ファイルの例を参照してください。
MOVNRB/5AXIS,LENGTH,10 \ \
MOVNRB/ON,o,k,w,n,s
MOVNRB/1,k1..kk
MOVNRB/2,lowcp1...lowcpn
MOVNRB/3,highcp1, … highcpn
MOVNRB/NEXT
GOTO/xyzijk for p1
GOTO/xyzijk for p2
...
GOTO/xyzijk for pn
MOVNRB/OFF
この場合、送りの初期速度が NURBS モーションの前に定義されています。しかし、NURBS モーションの実行中に変更することができます。
NURBS 補間がサポートされているのは、サーフェスミリング (3 軸および 5 軸)、仕上げ、軌道ミリング、スワーフミリング、プロファイルミリング、ボリュームミリング、荒削り、中荒削り、ローカルミリング、フェースミリング、ポケットミリング、コーナー仕上げです。
 
*注記 NURBS フォーマットは G-Post によってサポートされています。