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ツールパスプロパティを設定するには
1. フィーチャー加工ダイアログボックス (「ポケットミリング」(Pocket Milling) など) の「ツールパスプロパティ」(Tool Path Properties) をクリックします。
「ツールパスプロパティ」(Tool Path Properties) ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスには、「CL コマンド」(CL Commands)「送り速度」(Feed Rates)「クリアランス」(Clearance)「開始/終了」(Entry/Exit)「カット制御」(Cut Control) の 5 つのタブがあります。それぞれのタブには、加工ストラテジーを定義するオプションと値が表示されます。当初、「ツールパスプロパティ」(Tool Path Properties) ダイアログボックスにはデフォルトシステム値が表示されますが、加工テンプレートの配置またはツールパスの模倣をした場合には、それぞれテンプレートまたは元のツールパスの値が表示されます。
2. 「ツールパスプロパティ」(Tool Path Properties) ダイアログボックスの該当するタブで、必要に応じて希望のオプションを選択し値を入力します。
「送り速度」(Feed Rates) タブのそれぞれの送り速度には 2 つのフィールドがあります。最初のフィールドには、この送り速度に使用できる指定方法が表示され、2 つめのフィールドは実際の値を示すテキストボックスです。
「早送り」(RAPID) - 移動用に RAPID コマンドが出力されます。対応する「送り速度」(Feed Rate) テキストボックスはこの時点では空で、暗色表示されます。
「入力」(Enter) - 対応する「送り速度」(Feed Rate) テキストボックスに希望の値を入力します。
「工具使用」(From Tool) - 工具とともに保存されているカッティングデータを検索します。このオプションは、関連するカッティングデータがツールに含まれている場合にのみ有効です。対応する「送り速度」(Feed Rate) テキストボックスに検索した値が表示され、暗色表示されます。
「CL コマンド」(CL Commands) タブページの「速度」(Speed) 設定および「カット制御」(Cut Control) タブページの「カット深さ」(Depth of Cut)「XY ピッチ」(Stepover) 設定にも「工具使用」(From Tool) オプションがあり、工具とともに保存されているカッティングデータを利用できます。
3. 必要な設定をすべて変更してから、「OK」をクリックします。
「ツールパスプロパティ」(Tool Path Properties) ダイアログボックスが閉じてフィーチャー加工ダイアログボックスに戻り、「パス再現」(Play Path) をクリックして選択内容を確認できます。