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トレイルファイルとトレーニングファイルの実行
トレイルファイル
トレイルファイルは編集可能なテキスト (.txt) ファイルであり、これは、作業セッションのすべてのメニューの選択肢、ダイアログボックスの選択肢、選択、およびキーボードエントリの記録です。トレイルファイルを再現する前に、Creo Parametric セッション外でファイルの名前を変更する必要があります。トレイルファイルを実行すると、前の Creo Parametric セッションを再構築したり、セッションの予期しない終了から回復したりできます。
トレイルファイルを実行すると、選択が最初に行われた順序で再現されます。
トレイルファイルを正常に再現するには、Creo Parametric セッションの条件がトレイルファイルの作成時と同じでなければなりません。以下を確認します。
同じモデルを使用している。
Creo Parametric のリリースが同じである。同じモデルが含まれているワーキングディレクトリから、Creo Parametric を起動します。
ユーザーインタフェースのカスタマイズが同じであり、コンフィギュレーションオプションも作成時と同じように設定されている。
トレーニングファイル
トレーニングファイルは、拡張子 .txa が付いたカスタマイズされたトレイルファイルです。トレーニングファイルには、Creo Parametric のサンプル練習または操作に関する追加情報を提供する命令が含まれています。これらの命令には、停止、および情報ウィンドウに表示されるテキストコメントを含めることができます。トレーニングファイルは拡張子 .txa を使用します。トレーニングファイルを作成することによって、ユーザーは Creo Parametric の使用法を独習できます。トレーニングファイルは、ユーザーが Creo Parametric のサンプル演習または操作を行う場合に役立つ情報を含むトレイルファイルです。トレーニングファイルを実行すると、挿入したコメントが情報ウィンドウに表示されます。トレーニングファイルは、多くの場合は操作に慣れていないユーザーを支援するために使用され、その他のユーザーにはリフレッシャーを提供するために使用されます。
トレーナーテキストファイル
トレーナーテキストファイルには、トレーニングファイルを再現するときに表示されるテキストが含まれています。それぞれのトレーニングファイルは、1 つのトレーナーテキストファイルを参照します。トレーニングテキストファイルには、トレーニングファイルの再現時にテキストウィンドウに表示されるテキストブロックが含まれています。通常、テキストブロックの情報は、Creo Parametric で実行されている操作について説明しています。テキストブロック内の情報では、視覚的に表示されない操作やデータを実行するためのヒントが提供されることもあります。
トレーナーテキストファイルは複数のセクションに分かれています。各セクションのフォーマットは以下のとおりです。
#begin number
text
#end
トレーナーテキストファイルフォーマットの中の text は、トレーニングファイルの特定のポイントでスクリーンに表示されるテキストです。