Creo Parametric メインウィンドウについて
各 Creo Parametric オブジェクトは独自の Creo Parametric ウィンドウで開きます。保留中の操作をキャンセルせずに、複数のウィンドウのリボンから多くの操作を同時に実行できます。アクティブになるウィンドウは一度に 1 つだけですが、アクティブでないウィンドウでも一部の機能は実行できます。ウィンドウをアクティブ化するには、Ctrl + A キーを押します。
Creo Parametric ウィンドウには次のアイテムがあります。
• リボン
• 「ファイル」メニュー
• ツールバー
• ナビゲーション領域
• グラフィックウィンドウ
• ショートカットメニュー
◦ ミニツールバー
◦ ショートカットメニュー
• Creo Parametric ブラウザ
• ステータスバー
• フルスクリーンモード
リボン
リボンにはいくつかのタブに分かれたコマンドボタンがあります。各タブでは、関連するボタンがグループにまとめられています。リボンをカスタマイズできます。
リボンについてを参照してください。
「ファイル」メニュー
Creo Parametric ウィンドウの左上隅にある「ファイル」(File) ボタンをクリックすると、ファイルやモデルの管理、配布するモデルの準備、Creo Parametric の環境オプションとコンフィギュレーションオプションの設定を行うコマンドを含むメニューが開きます。
ツールバー
• クイックアクセスツールバー - クイックアクセスツールバーは、リボンで選択されているタブに関係なく使用できます。デフォルトで、これは Creo Parametric ウィンドウの一番上にあります。クイックアクセスツールバーからは、ファイルを開く/保存、元に戻す/やり直し、再生、ウィンドウを閉じる、ウィンドウの切り替えなど、頻繁に使用するボタンに簡単にアクセスできます。さらに、クイックアクセスツールバーをカスタマイズして、その他の頻繁に使用するボタンやリボンからのカスケードリストを追加できます。
1. クイックアクセスツールバー
• グラフィックツールバー - グラフィックツールバーはグラフィックウィンドウの一番上に埋め込まれています。このツールバーのボタンではグラフィックの表示を制御します。ツールバーのボタンの表示/非表示を切り替えることができます。右クリックしてショートカットメニューから位置を選択することで、ツールバーの位置を変更できます。
ミニツールバーとショートカットメニュー
• ミニツールバー - ミニツールバーはショートカットメニューの一種であり、選択したオブジェクトに応じて変化するコンテキストユーザーインタフェースです。グラフィックウィンドウ、モデルツリー、または図面ツリーで選択を行うとただちにミニツールバーが表示されます。ミニツールバーには、頻繁に使用する必要なコマンドが表示されます。拡張コンテキストに関連するコマンドも表示されます。たとえば、部品モードでは、押し出しを作成してからその押し出しのエッジを選択すると、オーナーフィーチャー (この場合は押し出し) に適用可能なコマンドが表示されます。ミニツールバーのコマンドを使用することで、選択したオブジェクトに対してさまざまな操作を実行できます。たとえば、エッジを選択した場合、そのエッジに関連するコマンドがミニツールバーに表示されます。
次の図に示すミニツールバーには、選択したエッジに適用可能なコマンドが表示されています。
次の図に示すミニツールバーには、図面アノテーションに適用可能なコマンドが表示されています。
ミニツールバーをカスタマイズして自分専用のユーザーインタフェースを作成できます。
• ショートカットメニュー - 選択したオブジェクトに応じて変化するコンテキストユーザーインタフェースです。右マウスボタンを押したままにするとショートカットメニューが表示されます。
ナビゲータ
モデルツリー、レイヤーツリー、詳細ツリー、フォルダブラウザ、お気に入りなどのナビゲータがあります。ステータスバーの
によって、ナビゲータの表示を制御します。
グラフィックウィンドウ
モデルはナビゲータの右側のグラフィックウィンドウに表示されます。
Creo Parametric ブラウザ
Creo Parametric ブラウザでは、内外の Web サイトにアクセスできます。ステータスバーの
によって、ブラウザの表示を制御します。
ステータスバー
各 Creo Parametric ウィンドウの一番下に Creo Parametric のステータスバーがあります。該当する場合、ステータスバーには次の制御と情報領域が表示されます。
• - ナビゲーション領域の表示を制御します。
• -
Creo Parametric ブラウザの表示を制御します。
• メッセージ領域 - ウィンドウ内の作業に関連する 1 行メッセージが表示されます。メッセージ領域内を右クリックし、「メッセージログ」(Message Log) をクリックすることで、これまでのメッセージを確認できます。
• サーバーステータス領域 - Windchill サーバーに接続している場合、Windchill サーバーのステータスが表示されます。
• マージモデルリスト領域 - 板金部品内のマージされたモデルのリストが表示されます。
• -
Creo Parametric が時間のかかる計算を実行している場合に表示されます。これをクリックすると、計算が中止されます。
• -
「ファイル」(File) >
「イベントマネージャ」(Event Manager) に関連する警告とエラーのショートカットが表示されます。
• モデル再生ステータス領域 - モデル再生のステータスが示されます。
◦ - 再生が完了しました。
◦ - 再生が必要です。
◦ - 再生に失敗しました。
| 注記 ほとんどのモードでは、モデル再生の問題は通知センターに表示されます。詳細については、 通知センターについてを参照してください。 |
• -
「サーチツール」(Search Tool) ダイアログボックスが開きます。
• - 3D 選択ツールをアクティブ化します。
• 選択バッファ領域 - カレントモデルで選択されているアイテムの数が表示されます。
• 選択フィルタ領域 - 使用可能な選択フィルタが表示されます。
• グラフィックツールバー領域 - グラフィックツールバーの位置がステータスバーに設定されている場合、グラフィックツールバーが表示されます。
フルスクリーンモード
フルスクリーンモードに切り替えることで、スクリーン上のグラフィック領域を最大化できます。フルスクリーンモードでは、グラフィックツールバー以外のウィンドウ要素はすべて非表示になります。これによって、使用可能なグラフィックウィンドウの領域が増えます。F11 キーを押すかステータスバーの
「フルスクリーン」(Full Screen) をクリックすると、フルスクリーンモードと通常モードの間で切り替わります。
フルスクリーンモードでは、Creo ウィンドウで次の要素が非表示になります。
• リボン
• クイックアクセスツールバー
• ステータスバー
• ナビゲータ
クイックアクセスツールバー、リボン、ステータスバー、ナビゲーターはそれぞれの場所にポインタを合わせると表示されます。