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インスタンスの検証について
インスタンスを検証すると、インスタンスが再生されます。「検証」(Verify) を使用して、新しく作成されたインスタンスを容易にセッションに呼び出し、インスタンスインデックスファイルに追加できます。検証後にジェネリックを保存すると、再生に成功したすべてのインスタンスの名前が、そのディレクトリのインスタンスインデックスファイルに追加されます。
インスタンスを検証するには、「ツール」(Tools) > 「検証」(Verify) または「検証」(Verify) ツールバーボタンをクリックします。どちらも「ファミリーテーブル」(Family Table) ダイアログボックスにあります。どちらのコマンドを使用しても、「ファミリーツリー」(Family Tree) ダイアログボックスが開き、検証するすべてのインスタンスがリストされ、選択されます。すべてのインスタンスを検証することも、選択されたインスタンスのみを検証することもできます。
各インスタンスが再生されると、赤い矢印アイコンが名前のとなりに配置されます (この現象は即座に起こります)。インスタンスが再生されると、再生のステータス (SUCCESS または FAILURE) がダイアログボックスの「検証ステータス」(Verification Status) 列の下に表示されます。
検証の結果が modelname.tst という名前のファイルに記録されます (modelname はカレントのジェネリックモデル名)。.tst ファイルには、インスタンス名、ジェネリック名、検証した各インスタンスの再生ステータスが記録されます。
 
ファミリーツリーに複数の分岐がある場合 (複数レベルのファミリーテーブルなど)、検証プロセスではツリーのすべてのインスタンスが再生されます。
各インスタンスが再生されると、メモリから消去されます。しかし、すでにメモリにあるインスタンス (たとえば、「インスタンス」(Instance) を使用して呼び出したインスタンス) はメモリに残ります。