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ファミリーテーブルの保存について
Creo Parametric メニューバーで「ファイル」(File) > 「保存」(Save) の順にクリックして、モデルまたはモデルのインスタンスのいずれかを保存すると、ファミリーテーブルに表示されるジェネリック部品、フィーチャー、寸法など、そのモデルのファミリーテーブル情報が Creo Parametric によって自動的に保存されます。Creo Parametric 外部ジェネリックファイル modelname.ptd が作成され、ファミリーテーブル情報がモデルファイルとは別に保存されます。モデルを保存すると、ファイル modelname.ptd には、内部に保存されている (部品データベース内の) ものと同じファミリーテーブル情報が含まれます。「ファイル」(File) > 「保存」(Save) の順にクリックすると、Creo Parametric によって .ptd ファイルが必ず更新されます。
ジェネリックを保存しても、ファミリーテーブルのインスタンスは .ptd ファイルに保存されないので、インスタンスはジェネリックを通じてのみ、つまり、ジェネリックモデルを開くことによってのみ呼び出せます。ただし、コンフィギュレーションオプション save_instance_accelerator を設定することで、「ファイル」(File) > 「保存」(Save) の順にクリックしたときに必ずインスタンスを自動的に保存できます。インスタンスは、インスタンスアクセラレータファイル (部品インスタンスは .xpr、アセンブリインスタンスは .xas インスタンスアクセラレータファイル) に保存されます。コンフィギュレーションオプション save_instance_accelerator を以下の値に設定することで、「ファイル」(File) > 「保存」(Save) を実行したときにインスタンスを保存するかどうかを制御できます。
コンフィギュレーションオプション save_instance_acceleratorNone に設定した場合はインスタンスが保存されず、以後はジェネリックでないと検索できません。
save_instance_acceleratorExplicitAlways、または Saved Objects に設定した場合は、インスタンスがインスタンスアクセラレータファイルに保存されます。
ファミリーテーブルからファミリーテーブル情報を保存
ファミリーテーブルの内容を、モデルの保存とは別に保存できます。それには、ファミリーテーブルで「ファイル」(File) > 「テーブルをエクスポート」(Export Table) の順に選択します。ファミリーテーブルを、テキストファイルまたは Pro/TABLE ファイルとして保存できます。ファミリーテーブルを通常のテキストファイルとして保存すると、テーブル情報を Microsoft Word などの外部テキストエディタで編集できます。Pro/TABLE ファイルとして保存すると、その情報は編集できません。いずれの場合も、保存されるテキストファイルのファイル拡張子は .ptd です。
ファミリーテーブル情報をエクスポートすると、エクスポートしたファミリーテーブル情報を、別のファミリーテーブルで「ファイル」(File) > 「テーブルをインポート」(Import Table) の順に選択して呼び出せます。