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ファミリーテーブルへのパラメータの追加について
ファミリーテーブルのパラメータの値は、テーブル駆動値またはリレーションのいずれかを使用して設定します。ただし、1 つのパラメータに対して両方の方法を同時に使用しないでください。
たとえば、リレーションを使用してモデルの幅を決め、テーブル駆動値を使用して長さを決められますが、どちらのパラメータもリレーションとテーブル駆動値の両方によって決めることはできません。
ジェネリックモデルのいずれかのパラメータがテーブル駆動、かつリレーションで評価される場合、リレーションで設定される値がファミリーテーブル中のその全パラメータ値を上書きします。しかしファミリーインスタンスでは、パラメータのテーブル駆動値はインスタンスが再生されるまでリレーション値では上書きされません。
リレーションでテーブル駆動パラメータを使用する必要がある場合は、その値が再評価されたり、リレーションによって上書きされるのを防ぐため、テーブル駆動値を演算子の右側に置くようにしてください。
テーブル制限パラメータをファミリーテーブルに追加できます。パラメータを選択すると、パラメータセット全体が自動的に選択されます。ファミリーテーブルは、制限定義ファイルに定義されている条件に基づいて、セット内にパラメータを追加して駆動できます。
接頭辞と階層
ファミリーテーブルでは、トップレベルのパラメータ (部品またはアセンブリに関連するもの) は接頭辞や接尾辞のない名前のみの下に保存されます (たとえば、parameter_name)。
下位レベルのパラメータ (構成部品またはフィーチャーに関連するもの) は名前に :FID_ と、その親のフィーチャー ID またはフィーチャー名の付いた名前の下に保存されます (たとえば、parameter_name:FID_fid)。以下に例を示します。
モデル (部品またはアセンブリ) で、ABC という名前のモデルパラメータは ABC という名前の下に保存されます。
アセンブリで、ある構成部品のフィーチャー ID が 10 の場合、これに関連する構成部品パラメータ DEF は DEF:CID_10 という名前の下に保存されます。
モデル (部品またはアセンブリ) で、あるフィーチャーのフィーチャー ID が 23 の場合、これに関連するフィーチャーパラメータ HIJ は HIJ:FID_23 という名前の下に保存されます。
モデル (部品またはアセンブリ) で、あるフィーチャーのフィーチャー名が MYHOLE の場合、これに関連するフィーチャーパラメータ KLM は KLM:FID_MYHOLE という名前の下に保存されます。
 
*注記 注記: リレーションで、「リレーション」(Relations) ダイアログボックスを使用してモデル、フィーチャー、構成部品、またはキルト、カーブ、エッジ、継承、アノテーション要素などのその他のアイテムのパラメータを追加する場合、「挿入」(Insert) > 「リスト使用」(From List) の順にクリックします。「パラメータ選択」(Select Parameter) ダイアログボックスが開きます。必要なパラメータを選択し、「指定アイテムを挿入」(Insert Selected) をクリックします。「パラメータを選択」(Select Parameter) ダイアログボックスが閉じ、正しい接尾辞が付いたパラメータが「リレーション」(Relations) に表示されます。