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ファミリーテーブルへのフィーチャーの追加について
ファミリーテーブルにフィーチャーを追加するときは、以下のことを念頭に置いてください。
フィーチャーに名前をつけた場合は、その注記名がファミリーテーブルのフィーチャー列の先頭に表示されます。
フィーチャーを省略すると、その寸法および子もすべて省略または無視されます。フィーチャーが存在する場合、その親もすべて存在します。矛盾が生じた場合、省略したフィーチャーが既存のフィーチャーに優先します。
複数レベルのファミリーテーブルでは、フィーチャーが親ファミリーテーブルに列として追加されている場合は、そのフィーチャーをインスタンスファミリーテーブルに追加できません。Cannot add a parameter existing in a parent table of this object. というメッセージが表示されます。
パターンを扱う場合、システムは自動的に親フィーチャーを記録します。さらに、インスタンス数をファミリーテーブルのパラメータとしても使用できます。パターンをすべて省略することでインスタンス数をゼロにできます。
ファミリーテーブルで定義された UDF を配置すると、抑制されていた UDF インスタンスのフィーチャーはいずれも、部品に配置されません。それらのフィーチャーは事実上、UDF グループが配置されると削除されます。
次の情報は、UDF をファミリーテーブルに追加する場合に便利です。
ファミリーテーブルの UDF を部品に配置すると、抑制されていた UDF のフィーチャーはいずれも、部品に配置されません。それらのフィーチャーは事実上、UDF が配置されると削除されます。
UDF 内にファミリーテーブルが含まれている場合は、UDF のインスタンス名を部品ファミリーテーブルに追加して、その UDF 内のフィーチャーを抑制およびレジュームすることはできません。これは、UDF が配置されると、UDF ファミリーテーブルで抑制されていたフィーチャーがいずれも、まったく配置されないからです。このため、その同じ UDF グループに部品ファミリーテーブルを追加すると、配置されないフィーチャーはいずれもレジュームされず、同じように、配置されたフィーチャーはいずれも、新規部品インスタンスを作成すると抑制できません。
抑制によるフィーチャーのファミリーテーブルへの追加
場合によって、テーブルにフィーチャーを作成したり取り込んだりする前に、一部のフィーチャーを抑制する必要があります。これで、同じエッジ上のラウンドと面取りのように、同時に存在すると矛盾するフィーチャーを取り込むことができます。
たとえば、インスタンスによりフィレット、面取りを入れたり、あるいは角のままにしておくことのできるエッジがあるとします。
この場合、フィレットと面取りの各フィーチャーをファミリーテーブルに追加する必要がありますが、両フィーチャーをモデル上に同時に持たせることはできません。このような場合、フィレットを作成して、ファミリーテーブルに追加し、さらにこれを抑制します。こうすることによって、後で面取りを作成してファミリーテーブルに追加できます。