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例: アセンブリリレーションでの構成部品 ID の使用
同じジェネリック構成部品が 2 回アセンブリされるアセンブリを作成した場合は、次のリレーションを作成して、これらの 2 つの構成部品の長さを合計することができます。
Total_length = d3:2 + d3:2
ここで、d3 は寸法、2 はジェネリックのセッション ID です。
ジェネリック構成部品の 1 つをファミリーテーブルのインスタンスと置換すると、このリレーションは正確ではなくなります。アセンブリに 1 つのジェネリックと 1 つのインスタンスが含まれる場合は、次のようにリレーションを変更できます。
Total_length = d3:4 + d3:4
ここで、d3 は寸法、4 はジェネリックを置換するインスタンスのセッション ID です。
Creo Parametric では、インスタンスのセッション ID を反映するために更新する必要がある寸法を 2 つのうちから指定することはできません。この状況に対応するために、すべてのアセンブリ構成部品で一意な内部構成部品 ID (cid) を使用して、アセンブリリレーションを作成できます。
最初の例のように 2 つの同じジェネリック構成部品を使用している場合は、リレーションは次のように変化します。
Total_length = d3:cid_1 + d3:cid_3
ここで、
d3 - 寸法
cid_1 - 最初のジェネリック構成部品を参照します。
cid_3 - もう 1 つのジェネリック構成部品を参照します。
ジェネリック構成部品の一方をそのインスタンスの 1 つで置換すると、リレーションはこの変更を反映するように正しく更新され、total_length は、ジェネリックの構成部品とインスタンスの構成部品の長さの合計を正しく計算します。