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モデルのパラメータ制限定義の更新について
制限ファイルで定義されているパラメータと、モデルの同じ名前の非制限パラメータとの間で矛盾がある場合、モデルのパラメータ制限定義を更新する必要があります。「ツール」(Tools) > 「コンフリクトレポート」(Conflict Report) の順にクリックしてコンフリクトレポートを生成し、「パラメータ」(Parameters) ダイアログボックスでパラメータ定義を更新することで矛盾を解決できます。
 
*注記 制限定義で矛盾が発生するのは、制限定義ファイルを更新したときや、既存の非制限パラメータを制限パラメータに変換するために制限定義ファイルを新規作成したときです。新規作成した制限定義ファイルを使用するには、コンフィギュレーションオプション restricted_val_definition を使用してそのファイルへのパスを指定し、Creo Parametric を再起動する必要があります。
矛盾、つまり同じ名前の、制限定義ファイルで定義されているパラメータとモデルのパラメータ (制限パラメータまたは非制限パラメータ) との間で違いがある場合、モデルの制限パラメータの値は自動的に更新されません。「パラメータ」(Parameters) ダイアログボックスでパラメータを選択して「ツール」(Tools) > 「制限定義を更新」(Update Restriction Definition) の順にクリックすることで、パラメータ定義を更新する必要があります。
「ツール」(Tools) > 「制限定義を更新」(Update Restriction Definition) の順にクリックすると、制限定義ファイルでのパラメータ定義に合わせてモデルのパラメータ定義が Creo Parametric によって更新されます。ただし、パラメータの値は Creo Parametric によって更新されません。更新されたパラメータの値に矛盾がある場合、「パラメータ」(Parameters) ダイアログボックスの「制限」(Restricted) 列にあるチェックボックスの横にオレンジ色の点が表示されます。制限定義ファイルで、パラメータの値の範囲を指定している場合、各パラメータの「値」(Value) 列でリストから新しい値を選択するか、指定されている範囲の値を入力できます。
既存の値のままにすることも、モデルで定義されているパラメータの値を編集することもできます。パラメータの値を編集するには、更新するパラメータを選択し、更新する値のリストから値を選択するか、指定されている範囲の値を入力します。
 
*注記 モデルに同じ名前のパラメータが複数ある場合、「ツール」(Tools) > 「制限定義を更新」(Update Restriction Definition) の順にクリックすると、同じ名前のすべてのパラメータの定義が更新されます。
リレーションによって駆動される非制限パラメータを制限パラメータに変換できます。ただし、変換した後で「パラメータ」(Parameters) ダイアログボックスで制限パラメータの値を変更することはできません。
非制限パラメータを制限パラメータに変換する際、以下の場合に「制限定義を更新」(Update Restriction Definition) コマンドは失敗します。
モデルで定義されているパラメータ名、単位、またはタイプが、制限定義ファイルで定義されているものとは異なる場合
定義済みパラメータが制限定義ファイル内のテーブル制限パラメータである場合