カラーエディタについて
カラーを使用して材料とライトのプロパティを定義します。「カラーエディタ」(Color Editor) ダイアログボックスを使用してカラーを作成および修正し、カーブやサーフェスなどのジオメトリアイテムおよびフォントや背景などのインタフェースアイテムの表示をカスタマイズします。「カラーエディタ」(Color Editor) ダイアログボックスにアクセスするには、「情景エディタ」(Scene Editor) ダイアログボックスの「外観マネージャ」(Appearances Manager)、「外観エディタ」(Appearance Editor)、「モデル外観エディタ」(Model Appearance Editor)、または「ライト」(Lights) タブでカラーサンプルをクリックします。
「カラーエディタ」(Color Editor) ダイアログボックスには、次の要素が含まれています。
• 「カラーホイール」(Color Wheel) - カラーと輝度レベルを選択するときに使用します。
• 「ブレンディングパレット」(Blending Palette) - 4 色までの連続ブレンドを作成します。
• 「RGB」 - 赤色、緑色、青色のスライダーを使用するかボックスに値を入力することで、色を選択します。RGB の値の範囲は 0 から 255 です。黒を作成するには 3 つの RGB 値をすべて 0 に設定し、白を定義するには 3 つの値をすべて 255 に設定します。
• 「HSV」 - 色相、彩度、明度の値を使用してカラーを選択します。色相が主要スペクトルカラーを定義するのに対し、彩度はカラー密度を決定します。明度はカラーの濃淡を制御します。色相の値は 0 から 360 の範囲であるのに対し、彩度と明度の値は 0 から 100 の範囲です。
カラーを選択して混合するには
1. 「ツール」(Tools) >
「外観マネージャ」(Appearances Manager) の順にクリックします。
「外観マネージャ」(Appearances Manager) ダイアログボックスが開きます。
2. 「My 外観」(My Appearances) パレットで、必要な外観をクリックします。
3. 「プロパティ」(Properties) タブでカラーサンプルをクリックします。「カラーエディタ」(Color Editor) ダイアログボックスが開きます。
4. 「カラーホイール」(Color wheel) または「ブレンディングパレット」(Blending palette) を拡張します。色相、彩度、明度 (HSV) 値用のカラーホイール、または赤色、緑色、青色 (RGB) 値用のカラーボックスを使用して、新しいカラーを選択します。
「RGB」と「HSV」スライダーの両方を選択した場合、両方のカラーモデルを使用してカラーを混合できます。
◦ カラーの定義に「カラーホイール」(Color wheel) を使用する場合は、ホイールをクリックして色相を選択してから、下にある明度バーをクリックしてカラーを完全に定義します。
◦ 「ブレンディングパレット」(Blending palette) を使用する場合は、パレットのコーナーをクリックし、カラーホイールでカラーを選択してブレンドに使用します。2 つのコーナー間の黒いバーをクリックして同時に両方のカラーを変更します。これによって、1 次元の線形カラー傾斜を定義できます。
5. カラー定義の終了後、「OK」をクリックします。
外観カラーを作成するには
1. 「ツール」(Tools) >
「外観マネージャ」(Appearances Manager) の順にクリックします。
「外観マネージャ」(Appearances Manager) ダイアログボックスが開きます。
2. をクリックするか、
「My 外観」(My Appearances) パレットで既存の外観を右クリックして
「新規」(New) を選択し、新しい外観を作成します。選択した外観のコピーが作成されて修正可能になります。
3. 必要に応じて、外観のコピーに名前を指定します。
4. 「プロパティ」(Properties) タブでカラーサンプルをクリックします。「カラーエディタ」(Color Editor) ダイアログボックスが開きます。
5. カラーエディタでカラーを定義します。
6. 「OK」をクリックして「外観マネージャ」(Appearance Manager) に戻ります。
7. 「外観マネージャ」(Appearance Manager) ダイアログボックスでオプションを調整し、外観を完全に定義します。
| 注記 以前のリリースの Wildfire Pro/ENGINEER から color.map ファイルをロードするには、 「外観マネージャ」(Appearances Manager) ダイアログボックスを使用するか、 config.pro ファイル内で環境変数 pro_colormap_path の値として color.map を指定します。 |