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モデルプレーヤーの使用
「モデルプレーヤー」(Model Player) ダイアログボックスを開くには、「ツール」(Tools) > 「モデルプレーヤー」(Model Player) の順にクリックします。
フィーチャーの再生および表示を制御するために、次のいずれかのオプションを選択します。
「フィーチャーを再生」(Regenerate features) - モデルの作成履歴を進めると、指定したフィーチャーから順に各フィーチャーを再生します。このボックスを解除した場合、フィーチャーをロールフォワードしても再生は行われません。再生せずにモデルを変更した場合、このコマンドはチェックされ、利用できません。
「各フィーチャーを表示」(Display each feature) - 各フィーチャーの再生中、またはロールフォワード中に、それをグラフィックウィンドウで表示します。これから処理されるフィーチャーは、その再生時まで表示されません。このボックスを解除した場合、表示全体が更新されるのは、所定のフィーチャーに到達してモデルのプレイバックが完了するか、モデルのプレイバックを停止したときに限られます。
「CL を計算」(Compute CL) - (製造モードでのみ利用可能) 選択すると再生中に各 NC シーケンス中に CL データが再計算されます。解除した場合、再生中に CL データの計算は行われません。
以下のコマンドのいずれかを選択して、モデル作成履歴の中の再生プロセスを開始する場所 (フィーチャー) を選択します。
- ただちにモデルの始めに移動します (すべてのフィーチャーを抑制します)。
- ただちにモデルの終わりに移動します (すべてのフィーチャーをレジュームします)。 を使用して一度に 1 つずつフィーチャーの表示を戻します。
- 一度に 1 つのフィーチャーずつモデルを後ろに進めて、モデル内の前のフィーチャーを再生します。
- 一度に 1 つのフィーチャーずつモデルを前に進めて、モデル内の次のフィーチャーを再生します。
スライダーバー - モデルのプレイバックを開始する最初のフィーチャーまでスライダーハンドルをドラッグします。スライダーで位置を移動すると、それに合わせてグラフィックウィンドウで該当するフィーチャーがハイライトされます。フィーチャーの番号とタイプは選択パネルに表示されます (#16 (面取り) など)。また、フィーチャー番号は「フィーチャー番号」(Feat #) ボックスに表示されます。スライダーを離すと、モデルはただちにそのフィーチャーへロールまたは再生します。
- グラフィックウィンドウまたはモデルツリーで、開始フィーチャーを選択できるようにします。「選択」(SELECT) ダイアログボックスと「フィーチャー選択」(SELECT FEAT) メニューが表示されます。開始フィーチャーを選択すると、そのフィーチャーの番号と ID が選択パネルに表示されます。また、フィーチャー番号は「フィーチャー番号」(Feat #) ボックスに表示されます。フィーチャーを選択すると、モデルはただちにそのフィーチャーへロールまたは再生します。
「フィーチャー番号」(Feat #) - ボックスにフィーチャー番号を入力することで、開始フィーチャーを指定できます。フィーチャー番号を入力すると、モデルはただちにそのフィーチャーへロールまたは再生します。 および を使用して、プレイバック中に一度に 1 つのフィーチャーずつ前または後ろに進みます。
指定したフィーチャーが開始フィーチャーになり、その後のすべてのフィーチャーは抑制されます。
プレイバックを停止するには、「停止」(Stop) ボタンをクリックします。
以下のコマンドを使って現在のフィーチャー (モデルプレイバックプロセスを停止したときに再生されていたフィーチャー) に関する情報を取得できます。
「寸法表示」(Show Dims) - 現在のフィーチャーの寸法を表示します。
「フィーチャー情報」(Feat Info) - 情報ウィンドウの中の現在のフィーチャーについて、通常のフィーチャー情報を提供します。
「ジオメトリチェック」(Geom Check) - 現在のフィーチャーのジオメトリエラーを調べることができます。このコマンドは、システムがジオメトリエラーを検出したときにだけアクセスできます。
「モデル修復」(Fix Model) - 現在のフィーチャーの再生の中止を強制することによって分析モードを開始します。分析モードを終了するとき、Creo Parametric は現在のフィーチャーで「モデルプレーヤー」(Model Player) に戻ります。その後は引き続き、モデルの中を前後に移動できます。
「閉じる」(Close) - モデルプレーヤーを閉じ、現在のフィーチャー (最後に再生されたフィーチャー) で挿入モードに入ります。このコマンドは、モデルプレイバック中にいつでも選択できます。
「終了」(Finish) - モデルプレーヤーを閉じ、最後に表示していたモデルのフィーチャーに戻ります。Creo Parametric によってすべてのフィーチャーが回復します。このコマンドは、モデルプレイバック中にいつでも選択できます。
フィーチャーが部品のほかのフィーチャーと交差する場合、交差する前に、そのフィーチャーのジオメトリを赤色のワイヤフレームで表示します。