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モデル解析について
「解析」(Analysis) タブを使用して、適切な解析タイプを選択してモデル特性を解析します。
次のタイプのモデル解析を実行できます。
「質量特性」(Mass Properties) - 部品、アセンブリ、または図面の質量特性を計算します。アセンブリ質量特性タイプの解析はアセンブリモードとアセンブリ図面で実行でき、モデル質量特性タイプの解析は部品モードと図面モードで実行できます。
「2 次元断面質量特性」(X-Section Mass Properties) - 2 次元断面の質量特性を計算します。
「ペアクリアランス」(Pairs Clearance) - モデルの 2 つのオブジェクトまたはエンティティ (サブアセンブリ、部品、サーフェス、ケーブル、エンティティの任意の組み合わせ) 間のクリアランス距離または干渉情報を計算します。ペアクリアランスタイプの解析は、部品モード、アセンブリモード、パイピングモード、図面モードで実行できます。
 
*注記 アセンブリの分解ビューはコスメティック機能なので、クリアランスの計算には影響しません。
「グローバルクリアランス」(Global Clearance) - モデルの各部品またはサブアセンブリ間のクリアランスを計算します。グローバルクリアランスタイプの解析は、アセンブリモード、パイピングモード、図面モードで実行できます。
 
*注記 アセンブリの分解ビューはコスメティック機能なので、クリアランスの計算には影響しません。
「ボリューム干渉」(Volume Interference) - 選択した閉状キルトに干渉するものがないことを検証します。ボリューム干渉タイプの解析は、アセンブリモードと図面モードで実行できます。
ボリューム干渉チェックは、適用領域または除外領域に違反がないことを検証するために ECAD で使用されます。
「グローバル干渉」(Global Interference) - モデルの各部品またはサブアセンブリ間の干渉情報 (アセンブリまたは図面) を表示するには、次の手順に従います。解析のグローバル干渉タイプは、アセンブリモードと図面モードで利用できます。
「小さなエッジ」(Short Edge) - 選択した部品または構成部品の最短エッジの長さを計算し、指定した長さよりも短いモデル内のエッジの数も確認します。「小さなエッジ」(Short Edge) タイプの解析は、部品モードとアセンブリモードで利用できます。
「エッジタイプ」(Edge Type) - 選択したエッジの作成に使用するジオメトリのタイプを指定します。「エッジタイプ」(Edge Type) 解析は、部品モード、アセンブリモード、および図面モードで利用できます。
「厚み」(Thickness) - 部品の厚みが最大値よりも大きいか、最小値よりも小さいか、またはその両方であるかを確認して、厚みのチェック範囲を計算します。厚みタイプの解析は、部品モードとアセンブリモードで実行できます。
 
*注記 クリアランスチェックと干渉チェックでは、部品の精度によって計算の精度が決まります。クリアランス測定および干渉ボリュームの精度は、コンフィギュレーションオプション measure_sig_figures によって決まります。
選択したオブジェクトが干渉しない場合は、最小クリアランスが赤い線で表示されます。線の両端に十字線が付いた小さい赤い円が表示され、クリアランスの測定場所を示します。クリアランス値は、メッセージウィンドウに表示されます。選択したオブジェクトの間に干渉がある場合、干渉ボリュームがハイライトされ、選択したアイテムに応じて、交差のカーブまたは点が Creo Parametric のグラフィックウィンドウでハイライトされます。
分解ビューはコスメティック機能のみなので、クリアランスの計算には影響しません。この場合に表示される計算結果は分解表示解除モデルに対応します。
 
*注記 図面モードでは、フィーチャーを追加したり保存済み解析を作成したりすることはできません。