空間ターゲットを設定するには

モデル内の空間ターゲットを拡張 CAD オブジェクトに設定できます。モデルをパブリッシングして拡張現実表示デバイスを使用する際に、空間ターゲットによって拡張 CAD オブジェクトの位置が定義されます。

1. 開いているモデルで、「ツール」(Tools) > 「ターゲット」(Target) > 「空間ターゲット」(Spatial Target) の順にクリックします。「空間ターゲット」(Spatial Target) タブが開きます。

2. 矢印をクリックし、以下のいずれかのオプションを使用して空間ターゲットを配置します。

◦ 標準平面(Standard Plane) (デフォルト) - 6 つのデフォルトの標準環境平面のいずれかに空間ターゲットを配置します。

◦ カスタム平面(Custom Plane) - サーフェス、平面、キルトなどの任意の平面参照上に空間ターゲットを配置します。

◦ アドバンス(Advanced) - 任意のタイプの拘束を使用して空間ターゲットを配置します。

3. ドラッガを非表示と表示で切り替えるには、

をクリックします。ドラッガを使用して空間ターゲットを直線移動できます。

をクリックします。空間配置フィーチャーがモデルツリーの「フッター」(Footer) フォルダの下の「拡張現実」(Augmented Reality) フォルダに追加されます。

1. デフォルト平面

「下」(Bottom) を変更するには、リストから異なる平面を選択します。

2. モデルからの距離を変更するには、次のいずれかの方法を使用します。

◦ 「距離」(Distance) ボックスに新しい距離を入力します。

◦ グラフィックウィンドウでドラッガを使用します。

◦ グラフィックウィンドウの数値をダブルクリックし、ボックスに数値を入力して Enter キーを押します。

2. サーフェス、平面、キルトなどの平面参照を選択します。

3. サイド参照を選択するには、緑色のハンドルをドラッグするか、「配置」(Placement) をクリックして以下の手順に従います。有効な参照は、1 次配置サーフェスと同一平面上にある線形エッジ、またはそれに対して垂直なデータム平面および平面サーフェスです。

a. 「サイド参照1」(Side ref1) コレクターをクリックして、モデル上のサイド参照を選択します。選択したサイドから空間ターゲットをオフセットするには、ボックス内に数値を入力して Enter キーを押します。

b. 「サイド参照 2」(Side ref2) コレクターをクリックして、モデル上の 2 番目のサイド参照を選択します。選択したサイドから空間ターゲットをオフセットするには、ボックス内に数値を入力して Enter キーを押します。

アドバンス配置オプションを使用するには以下のオプションを使用します。

2. インタフェースを使用して空間ターゲットを配置するには、デフォルトの

を選択したままにします。「インタフェースからジオメトリ」(Interface To Geom) または「インタフェース間」(Interface To Interface) の配置を使用できます。

3. 使用可能な拘束を使用して空間ターゲットを配置するには、

をクリックします。

4. 拘束参照を選択します。その他の配置オプションを設定するには、「配置」(Placement) タブを開きます。

5. 拘束セットが定義されると、空間ターゲットが完全に拘束されるまで、新しい拘束が自動的にアクティブ化します。

注記配置拘束およびインタフェース配置の使用に関する詳細は、ヘルプセンターの「アセンブリ設計」領域をサーチしてください。