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Harness Manufacturing のワークフローについて
次のプロセスによって、3D ハーネスから製造図面が自動生成されます。
1. ハーネスの検証 - 3D ハーネスまたはハーネス部品のサポートされているコネクタとワイヤの数が検証されます。
2. ハーネス情報の抽出 - ルーティングされているケーブリングハーネスからハーネス情報が抽出されます。この抽出された情報には、構成部品の位置、ワイヤセグメント、ワイヤの長さ、分岐点、コスメティックフィーチャーが含まれています。
3. トポロジーの生成 - 抽出されたハーネス情報を基に、3D ハーネスのトポロジーが生成されます。ハーネストポロジーは、物理的なハーネスを直線で表したものです。その寸法とアノテーションの作成には構成部品ビューと参照指定子が使用されます。次の図に、3D ワイヤハーネスモデルの 2D トポグラフィカル表示を示します。
4. ハーネスの平展開 - ハーネスの最短ルーティングパスに基づいた実寸大の平展開ハーネス図面がトポロジーから生成されます。HMX では、ブランチが重複せずに、選択した図面テンプレートに平展開ハーネスが収まるよう試みられます。ブランチセグメントの最長チェーンは 2D 表示で水平線として描画されます。
ハーネス図面が大きすぎて選択した図面テンプレートに収まらない場合、警告メッセージが表示されます。次の図に、大きすぎるワイヤハーネスの表示を示します。ハーネスが大きすぎて、選択した図面シートテンプレートに収まっていません。
次の操作によって、2D トポグラフィカル表示を図面テンプレートに収めることができます。
「適合するようにベンド」(Bend to Fit) をクリックし、長いブランチを 90o ベンドします。
次の図に、「適合するようにベンド」(Bend to Fit) が選択されている場合のハーネス表示を示します。
 
*注記 「可変シートサイズ」(Variable sheet size) をクリックした場合、縦方向のブランチだけがベンドされます。
次の図に、「適合するようにベンド」(Bend to Fit)「可変シートサイズ」(Variable sheet size) の両方のオプションが選択されている場合のハーネス表示を示します。選択した図面シートにハーネスが収まるように、ハーネスの縦方向のブランチが 90o ベンドされています。
スケール係数の値を小さくします。
より大きな図面テンプレートを選択します。
設定を変更して平展開し直すことで、3D ハーネスの製造図面を生成できます。