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すべての ECAD 設計のコンフィギュレーションオプション
ecad_area_default_import
cosm_area*3d_volume
インポートされた ECAD 領域の処理方法を定義します。
cosm_area - インポートした ECAD 領域をコスメティック領域フィーチャーとして処理します。
3d_volume - Z 高さのある ECAD 領域を 3D の囲まれたキルトとしてインポートします。
ecad_collaboration_msg_method
incremental*dynamic
ECAD-MCAD コラボレーションでのメッセージング方法を設定します。
incremental - メッセージング方法を IDX に設定します。
dynamic - メッセージング方法を IMX に設定します。
ecad_comp_layer_map
yes*no
yes - ECAD 構成部品をアセンブリにインポートする場合、レイヤーのマッピングを可能にします。
ecad_comp_naming_convention
ECAD_NAME*ECAC_NAME_ECAD_ALT_NAMEECAD_ALT_NAME
部品を IDX または IDF から Creo Parametric にインポートする際の命名規則を設定します。
ECAD_NAME - 構成部品のパッケージ名を部品名として使用します。
ECAC_NAME_ECAD_ALT_NAME - 構成部品のパッケージ名と代替名 (部品番号) をアンダースコアで連結した名前を使用します。
 
*注記 連結した名前が 31 文字を超える場合、パッケージ名だけが使用されます。
ECAD_ALT_NAME - 代替名を部品名として使用します。
ecad_comp_xsec_def_name
anynone*
ECAD EDA (*.eda) フォーマットに構成部品の外形をエクスポートするときにデフォルトの 2 次元断面として使用される断面平面の名前を指定できます。
コンフィギュレーションオプション ecad_comp_csys_def_name とともに使用した場合、構成部品の外形は 2 次元断面ではなく構成部品座標系を使用してエクスポートされます。
ecad_create_hint_add
yes*no
ecad_hint.map ファイルの作成を補助します。
yes - 構成部品外形ライブラリを Creo Parametric にインポートするたびに、必要に応じて、構成部品名を自動的に変更します。このオプションでは、ecad_hint.map ファイルは作成されません。これは、ecad_hint.add ファイルの作成を制御します。
ecad_default_comp_height
インポート中の ECAD 構成部品のデフォルトの値と単位を設定します。単位には、inch、mil (1000 分の 1 インチ)、thou (100,000 分の 1 インチ)、cm、mm、micron (100,000 分の 1 m)、dsu (100,000,000 分の 1 m) を使用できます。設定しない場合は、現在の構成部品の単位が使用されます。
ecad_edmd_out_version
2.01.23.0*
IDX エクスポートの EDMD 出力バージョンを設定します。
ecad_export_both_two_areas
yesno*
ECAD 領域を異なる "基板上" および "基板下" の条件でエクスポートします。
no - ECAD 領域を異なる "基板上" および "基板下" の条件でエクスポートできます。
yes - 両側のある適用/除外 ECAD 領域を 2 つの個別領域 (上と下) としてエクスポートします。
ecad_export_cuts_as_holes
yes*no
Creo Parametric のカットを穴として ECAD システムにエクスポートするかどうかを指定します。
yes - 基板またはパネル内の穴の形状をしたカットを穴として ECAD システムにエクスポートします。
no - カットを基板外形の一部としてエクスポートします。
ecad_export_holes_as_cuts
yesno*
yes - 基板外形のカットアウトとして穴をエクスポートします。
no - 関連するタイプ (たとえば MTG、VIA など) を持つ ECAD 穴として穴をエクスポートします。
ecad_import_holes_as_features
yes*no
穴のインポートを Creo Parametric の穴フィーチャーまたは基板外形の一部として制御します。DRILLED_HOLE として指定された断面を貫通穴としてインポートします。Creo Parametric のドリルした穴で作成した基板は、ECAD_HOLE_TYPE パラメータのデフォルトである NPTH の値でエクスポートされます。IDF バージョン 2.0 および 3.0 で PTH の値が必要な場合、このフィーチャーパラメータを作成します。
yes - ファイルから基板外形の穴を Creo Parametric の穴フィーチャーとしてインポートします。「ECAD 入力 - 基板」(ECAD Input - Board) ダイアログボックスで、すべてのカテゴリの穴の「作成方法」(Creation Method) のデフォルトのオプションが「穴フィーチャー」(Hole Features) になります。
no - IDF ファイルから基板外形の穴を基板外形の一部としてインポートします。「ECAD 入力 - 基板」(ECAD Input - Board) ダイアログボックスで、すべてのカテゴリの穴の「作成方法」(Creation Method) のデフォルトのオプションが「基板カットアウト」(Board Cutouts) になります。
ecad_import_relative_accuracy
0.0012*
ECAD ファイルのインポートに使用する相対精度値を指定します。
ecad_load_filtered_holes_to_ui
yesno*
基板外形から IDF ファイルとしてインポートされる PIN タイプと via タイプの穴のインポートを制御します。このコンフィギュレーションオプションは、PIN タイプと via タイプの穴を完全に除外するか、「ECAD 入力 - 基板」(ECAD Input - Board) ダイアログボックスでそのステータスを「除外」(Filter Out) に設定するだけにするかを指定します。実際には、これはコンフィギュレーションオプション ecad_pin_hole_import および ecad_via_hole_import の動作を制御します。
ecad_load_filtered_holes_to_ui は次のいずれかの値に設定します。
yes - PIN タイプと via タイプの穴が「ECAD 入力 - 基板」(ECAD Input - Board) ダイアログボックスにリストされ、これらのタイプの穴をインポートできます。
no - ecad_pin_hole_import または ecad_via_hole_import が no に設定されている場合、PIN タイプと via タイプの穴を完全に除外します。これらの穴を元に戻したり、設計に再びインポートしたりすることはできません。ただし、ecad_pin_hole_import または ecad_via_hole_importyes に設定されている場合、「ECAD 入力 - 基板」(ECAD Input - Board) ダイアログボックスにリストされているタイプの穴をインポートできます。
ecad_mapping_file
<パス>
ECAD 操作に ecad_hint.map ファイルを使用すること、およびそのファイルの場所を指定します。場所が設定されていない場合、ワーキングディレクトリがサーチされます。
<パス> - ecad_hint.map ファイルへのパスを設定します。
ecad_missing_component_status
keep_missing*delete_missing
「構成部品を調査」(Investigate Component) ダイアログボックスで、欠落している構成部品のデフォルトステータスを設定します。このダイアログボックスを使用すると、欠落している構成部品をデフォルトで残すことも、削除することもできます。
keep_missing - デフォルトで、不足のある構成部品を維持します。
delete_missing - デフォルトで、不足のある構成部品を削除します。
ecad_mtg_hole_import
yes*noas lightweight
ECAD MTG (IDF 3.0 または IDX) をインポートする場合のデフォルトを設定します。
yes - IDF 3.0 ファイルおよび IDX ファイルの MTG 穴を Creo Parametric の穴フィーチャーとしてインポートします。
no - IDF 3.0 ファイルおよび IDX ファイルの MTG 穴をインポートしません。
as lightweight - IDF 3.0 ファイルおよび IDX ファイルの MTG 穴を軽量穴としてインポートします。
ecad_outline_ents_enhanced_exp
yes*no
特殊なエンティティの、ECAD 領域、基板外形、および構成部品シンボルから ECAD フォーマットへのエクスポートを指定します。
yes - 特殊なエンティティを円弧および直線としてエクスポートします。セクションまたは点のグループが円弧に近似される場合は、円弧がエクスポートされます。その他のセグメントは直線としてエクスポートされます。近似に失敗した場合は、部品の精度を使用して単純なポリラインに近似されます。
no - 部品の精度を使用して直線に近似されます。
ecad_outline_holes_exp_method
arcsdefault*
基板外形に配置されている穴のエクスポート方法を指定します。
ecad_pin_hole_import
no*yesas lightweight
IDF 3.0 ファイル内のピンタイプ (PIN) の穴のインポートを制御します。
yes - IDF 3.0 ファイル内のピンタイプ (PIN) の穴をインポートします。
no - IDF 3.0 ファイル内のピンタイプ (PIN) の穴をインポートしません。ecad_pin_hole_importno に設定すると、ecad_import_holes_as_features の設定にかかわらず、ecad_pin_hole_importecad_import_holes_as_features をオーバーライドします。
as lightweight - IDF 3.0 ファイルおよび IDX ファイルのピンタイプの穴が軽量穴としてインポートされます。
ecad_reject_strategy
ui based*as baseas original
コラボレーション中にオブジェクトに対する変更が却下された場合の回復オプションを設定します。このコンフィギュレーションオプションを as base または as original に設定した場合、「コラボレーションオプション」(Collaboration Options) ダイアログボックスの「棄却状態の設定」(Rejected State Settings) は無効になり、却下のメッセージは表示されません。
ui based - 「コラボレーションオプション」(Collaboration Options) ダイアログボックスで棄却時の処理を設定できます。
as base - 棄却されたオブジェクトの状態を EDA 比較対象ファイル内の状態に回復します。
as original - 棄却されたオブジェクトの状態をコラボレーション開始時の MCAD での状態に回復します。
ecad_tool_hole_import
yes*noas lightweight
ECAD TOOL (IDF 3.0 または IDX) をインポートする場合のデフォルトを設定します。
yes - IDF 3.0 ファイルまたは IDX ファイルの TOOL 穴が Creo Parametric の穴フィーチャーとしてインポートされます。
no - IDF 3.0 ファイルおよび IDX ファイルの TOOL 穴はインポートされません。
as lightweight - IDF 3.0 ファイルおよび IDX ファイルの TOOL 穴が軽量穴としてインポートされます。
ecad_via_hole_import
yes*noas lightweight
IDF 3.0 および IDX ファイルで定義されているビアタイプ (VIA) の穴のインポートを制御します。
yes - IDF 3.0 および IDX ファイルで定義されている VIA 穴をインポートします。
no - IDF 3.0 および IDX ファイルで定義されている VIA 穴をインポートしません。ecad_via_hole_importno に設定すると、ecad_import_holes_as_features の設定にかかわらず、ecad_via_hole_importecad_import_holes_as_features をオーバーライドします。
as lightweight - IDF 3.0 ファイルおよび IDX ファイルのビアタイプの穴を軽量穴としてインポートします。
template_boardpart
デフォルトの ECAD 基板テンプレートとして使用するモデルを指定します。このモデルは、IDX インポートのデフォルトのテンプレートとしても使用されます。
template_ecadpart
ECAD フォーマットをインポートするときにデフォルトの部品テンプレートとして使用するモデルを指定します。モデルはソリッド部品 (「部品」(Part) > 「ソリッド」(Solid)) でなければなりません。
template_ecadasm
ECAD フォーマットをインポートするときにデフォルトのアセンブリテンプレートとして使用するモデルを指定します。モデルは設計アセンブリ (「アセンブリ」(Assembly) > 「設計」(Design)) でなければなりません。
 
*注記 Creo Parametric 4.0 以降では、IDX ファイルは ECAD アセンブリとしてインポートされます。(template_boardpart を使用して) 基板データと構成部品用の標準部品から基板部品が作成されます (まだ作成されていない場合)。
template_new_ecadasm
デフォルトの ECAD アセンブリテンプレートとして使用するモデルを指定します。このモデルは、IDX インポートのデフォルトのテンプレートとしても使用されます。