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スケッチャーでのインポートに関する問題の解決について
ECAD (2D) システムで作成した部品を Creo Parametric にインポートすると、オープンまたは自己交差ループによって生じた無効なコンターが部品に含まれる場合があります。
IDF バージョン 2.0 または 3.0 のインポートファイルを修正するには、「ECAD 入力 - 基板」(ECAD Input - Board) ダイアログボックスの「スケッチャーで外形を編集」(Edit outline in Sketcher) を選択します。ECAD インポート処理で基板外形のコンターが作成できない場合は、次のメッセージが表示されます。
<ファイル名> 部品ジオメトリをスケッチャーで訂正しますか?[はい]
インポートを中止するか、スケッチャーモードから問題を解決できます。スケッチャーモードでは、インポートされたプロファイルジオメトリが表示されます。スケッチャー再生成処理によって、正しく作成されます (再生成される断面または再生成されない断面)。
断面に寸法を作成することもできます。問題を修正するためのスケッチャーモードのすべてのツールを利用できます (たとえば、コーナーのトリムなど)。
スケッチャーモードで問題を解決すると、インポートと自動フィーチャー作成が続行されます。次のメッセージが ecad.log ファイルに書き込まれます。
If you plan to import this component again, you should export it and then insert the corrected outline as a replacement for the problem outline in the import files.
 
*注記 インポート時に外形が修正されても、ECAD ライブラリファイルで自動的には修正されません。同じプロファイルを繰り返し修正する必要がないように、修正済み構成部品を個別にエクスポートして、その外形を使って .emp ファイルを更新してください。