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ハーネスをコピーするには
コネクタの構造が同じである場合、ハーネスをコピーすることで新しいハーネスを簡単に作成できます。ハーネスはアセンブリ内でも、または、あるアセンブリから別のアセンブリにもコピーできます。ハーネスをコピーする場合のガイドラインは次のとおりです。
ハーネスをコピーする前に、構成部品が指定されている必要があります。
コピーハーネスはソースハーネスから独立します。
新しいハーネスがアクティブなハーネスとなります。
サンプルアセンブリ cabling_assembly.asm を使用して、ケーブリングモデルでハーネスをコピーする方法について学習します。サンプルモデルは <Creo load point>\Common Files\help\sample_models\cabling にあります。cabling_assembly.asm を開きます。 「保存済み方向」(Saved Orientations) リストから COPY_HARNESS を選択します。グラフィックツールバーの をクリックして参照指定子を表示します。
1. 「ハーネス」(Harness) > 「ハーネスをコピー」(Copy Harness) の順にクリックします。「開く」(Open) ダイアログボックスが開きます。
2. コピーするハーネスを選択し、「開く」(Open) をクリックします。「表示指定」(Open Representation) ダイアログボックスが開きます。
サンプルアセンブリで、copy_harness.prt を選択し、「開く」(Open) をクリックします。
3. 必要な表示を選択して「開く」(Open) をクリックします。選択したハーネスと対象となるアセンブリがアクセサリウィンドウに表示されます。「ハーネスをコピー」(Copy Harness) ダイアログボックスが開きます。
サンプルアセンブリで、「マスター表示」(Master Rep) を選択し、「開く」(Open) をクリックします。
4. 「ハーネスをコピー」(Copy Harness) ダイアログボックスの「参照指定」(Reference Des) 列で参照指定子を選択します。構成部品がアクセサリウィンドウでハイライトされます。ハーネスのコピー先候補の構成部品がアセンブリウィンドウでハイライトされます。
サンプルアセンブリで、「ハーネスをコピー」(Copy Harness) ダイアログボックスの ORIG_1 を選択します。アセンブリウィンドウで、候補となる構成部品が 3 つハイライトされます。参照指定子 COPY_1 が付いた構成部品を選択します。
5. アセンブリウィンドウで、ハーネスのコピー先となる構成部品を選択します。選択した構成部品の参照指定子が「ハーネスをコピー」(Copy Harness) ダイアログボックスの対応する「新規指定参照」(New Reference Des) 列にリストされます。
サンプルアセンブリで、「ハーネスをコピー」(Copy Harness) ダイアログボックスの ORIG_2 を選択します。アセンブリウィンドウで、候補となる構成部品が 2 つハイライトされます。参照指定子 COPY_2 が付いた構成部品を選択します。
6. 新規ハーネスのすべての参照が満たされるまで、アセンブリ内の構成部品を続けて選択します。
7. すべてのコネクタを選択した後、「ハーネスをコピー」(Copy Harness) ダイアログボックスの「新規ハーネス名」(New Harness Name) ボックスで新しいハーネスの名前を指定します。
サンプルアセンブリで、新規ハーネス名として DUPLICATE_HARNESS と入力します。
8. 「OK」をクリックします。ハーネスがアセンブリにコピーされます。「サブハーネス」(SUBHARNESS) メニューが表示されます。
9. 「終了」(Done) をクリックするかサブハーネスを作成します。