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論理参照について
Creo Schematics で作成された情報をケーブリングで直接参照するには、 「インポート」(Import) を使用します。この情報には、参照指定子、ピン間接続情報のほか、コネクタ、ピン、スプール、ワイヤ、およびケーブルのパラメータ値が含まれています。ダイヤグラム全体を参照するか、選択したレイヤー上のアイテムだけを参照できます。ワイヤとケーブルを自動ルーティングし、コネクタを指定することもできます。
「インポート」(Import) を使用して、PTC ニュートラルワイヤリストフォーマット (.nwf) または Mentor Graphics ワイヤリストフォーマットを使用したその他のスケマティック作成ツールから論理情報をインポートできます。
ダイヤグラムモジュールで作成された情報を参照するには、「論理データ」(Logical Data) > 「ダイヤグラム参照」(Ref Diagram) コマンドを使用します。
3D 設計またはスケマティックを変更する場合、XML ファイルを再度インポートし、 「更新」(Update) をクリックして、ケーブリングアセンブリを新しい論理データによって更新する必要があります。アセンブリ内の指定したすべてのスプール、コネクタ、およびワイヤが更新されます。たとえば、スケマティック設計内のスプールの特性を変更して論理データに再度読み込んだ場合、更新の後で 3D ハーネスは新しいスプール情報によって更新されます。
Creo Schematics ファイルで、フィーチャー名の作成に使用されている spool_namefull_nameterm_name などのパラメータに以下が含まれていないことを確認します。
空白
先頭の "-"
!、"、£、$、%、^、&、*、( ) などの文字
ただし、パラメータ名は以下の文字を含むことができます。
英字
数字
"_"
“-“
127 より大きい ASCII 文字
「比較」(Compare) を使用して、インポートされた論理情報を 3D 設計データと比較し、スケマティックと 3D データの差異を特定できます。出力は画面に表示するかファイルに書き込むことができます。
 
*注記 参照指定子はケーブリングアセンブリ全体で一意でなければなりません。これは、特定のハーネス部品ではなく、アセンブリ全体で論理参照操作を実行するためです。
*注記 論理参照をエクスポートする場合は、ほかのシステムでの解析で使用するために、アセンブリ内のワイヤ、コネクタ、および構成部品の物理データをファイルに書き込むことができます。