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寸法表示のフォーマットについて
独自の詳細条件に合わせて、図面内で寸法の表示をカスタマイズできます。寸法表示のフォーマットは次のいずれかの方法で設定できます。
寸法を個別に選択し、「寸法」(Dimension) リボンタブのオプションを使用
詳細オプションとコンフィギュレーションオプションで、または「アノテーション」(Annotate) タブで「フォーマット」(Format) グループ内のオプションを使用してグローバルに
寸法の個別フォーマット
「寸法」(Dimension) リボンタブでは、寸法の表示を個別にフォーマットできます。寸法にアクセスしカスタマイズするには、その寸法があらかじめ図面に存在している必要があります。プロパティ設定は、選択したインスタンスに対してのみ適用されます。ダイアログボックスでは、以下の操作が可能です。
寸法値を修正し、公差を設定します。
寸法表示を小数または分数フォーマットに設定し、小数桁数、後続ゼロ、角度寸法単位の設定を調整します。
定義されている小数桁数まで寸法値を四捨五入して表示するかどうかを設定します。
寸法の表示方法を変更します (基準または検査)。
寸法の構成を変更します (直線、中央引出線、引出線)。
引出線に対する寸法テキストの方向を修正します。
デュアル寸法の位置と小数桁数をフォーマットします。
寸法補助線と交差補助線を表示または非表示にします。
寸法の交差補助線を表示します。
寸法テキストを修正します。シンボル、接頭辞、接尾辞の追加などが含まれます。
寸法テキストスタイルを定義します。フォントタイプ、高さ、行間、カラーなどが含まれます。
「寸法」(Dimension) リボンタブの「基準値」(Nominal Value) ボックスには常に、寸法の保存値の有効桁がすべて表示されます (サポートされている最大有効桁数は 13 です)。小数点の両側の桁数を足したものが有効桁数です。
「基準値」(Nominal Value) ボックスのヘルプテキストに、分数寸法の保存値、または角度寸法 (単位: 度/分または度/分/秒) の保存値が表示されます。
寸法のグローバルフォーマット
寸法のフォーマットをグローバルに設定するには、「アノテーション」(Annotate) タブの「フォーマット」(Format) グループ、詳細オプション、またはコンフィギュレーションオプションを使用します。小数桁数などの寸法のフォーマットを定義すると、その設定が図面に新たに作成または表示するすべての寸法に適用されます。
寸法のフォーマットは、さまざまな図面オプションによって決まります。「オプション」(Options) ダイアログボックスで図面オプションをカテゴリごとに並べ替えると、完全なリストを表示できます (「ファイル」(File) > 「準備」(Prepare) > 「図面プロパティ」(Drawing Properties) の順にクリックし、「詳細オプション」(Detail Options) に対して「変更」(change) をクリックします)。