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図面プログラムを実行 (ステートを実行) するには
「プログラム編集」(EDIT PROGRAM) メニューと「DRAWING PROGRAM」テキストツールウィンドウを開き、プログラムのコマンド行をリストします。「プログラム編集」(EDIT PROGRAM) メニューのコマンドを使用すると、プログラムに対する行の追加および削除、プログラムの中での前向きまたは後向きの移動、およびプログラムの修正が対話形式でできます。変更が行われるたびに、図面の表示は更新されます。
 
プログラムが駆動している値 (図面ユーザー属性、ドラフトエンティティが入っているシートなど) は修正できません。ただし、プログラムがビューを移動した場合は、プログラムが駆動していない値を修正できます。
図面プログラムが制御しているアイテムを削除した場合、そのアイテムを制御しているプログラム中のコマンドを自動的にステートから削除します。
ビューをスナップショットに変換すると、そのビューおよびその下位のアイテムを制御している図面プログラム中のコマンドは、すべてステートから削除されます。
図面プログラムによって修正できるのは図面のみです。図面のモデルは修正できません。
プログラムを表示すると、最後に実行された行の後にテキストツールのカーソルが配置されます。プログラムの中を移動しながら、メニューマネージャの「ステート設定」(Set State) メニューのコマンドを選択して表示を変更できます。「図面プログラム」(DRAW PROGRAM) メニューを終了すると、プログラム全体がシステムにより実行され、図面が再表示されます。図面を読み込んだり、図面モードに切り替えたり、図面を再生したりした場合、図面プログラムが自動的に更新され、部品に対する変更が反映されます。
編集コマンドの 1 つを使用すると、プログラムの全テキストを再インタプリトし、プログラムがカーソルの位置まで再び実行されます。
インタプリトに成功すると、パラメータ名、モデル名、およびキーワードをすべて大文字に変換します。さらに、必要に応じてパラメータのモデル接尾辞を自動的に表示します (図面に 2 つ以上のモデルがある場合など)。
インタプリトに失敗すると、エラー発生の表示が出て、エラー行がハイライトされます。インタプリトされていない行は実行できません。したがって、テキストツールのカーソルをプログラム中のインタプリトされていない領域に移動しても、ステートは実行されず図面は変更されません。エラーを修正するまでは、プログラムの実行はされず、プログラムが図面に対して行った変更も反映されません。