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図面でのオブジェクトの選択
タスクのタイプに応じて、特定の図面オブジェクト、または複数のタイプの図面オブジェクトを同時に選択できます。
個別 - 図面アイテムを個別に選択します。ポインタを必要な図面要素の上に移動し、クリックして選択します。
Ctrl キーを押しながら、複数の要素を 1 つずつ選択します。
「領域」(Region) - ポインタをドラッグして領域を選択し、オブジェクトを選択するエリアを指定します。通常は、トップレベルのオブジェクトのみが選択されます。たとえば、注記は選択できても、その注記のテキストは選択されません。
完全ボックス/一部ボックス:
2D ボックスを左から右にドラッグ - 長方形の平面が作成されます。ボックス内に収まるエンティティが選択されます。
2D ボックスを右から左にドラッグ - 点線の長方形が作成されます。ボックス内に収まるエンティティおよびボックスの境界と交差するエンティティが選択されます。
ポリゴンの内側
- ポリゴン領域の完全に内側にある図面アイテムを選択します。
図面オブジェクトでは、次に示すその他の選択方法も利用できます。
選択方法
説明
Alt キー
このキーを押しながら選択することで、アクティブなタブに関連しない図面オブジェクトを選択できます。
Ctrl + Alt キーを押しながら選択することで、アクティブなタブに関連しない複数のオブジェクトを選択できます。
ショートカットメニュー
アクティブなタブで頻繁に使用するコマンドが表示されます。グラフィックウィンドウ、図面ツリー、またはシートタブで右クリックすると、状況に応じたショートカットメニューが表示されます。
図面オブジェクトフィルタ
アクティブなタブで選択前ハイライトされて選択される図面オブジェクトを制限します。フィルタを使用することで、選択するエンティティのタイプを変更してグラフィック選択を容易に行うことができます。たとえば、寸法だけを選択できるようにフィルタを設定できます。各タブの図面オブジェクトフィルタの設定は、その図面がセッションにある間適用されます。
 
*注記 図面シート上のオブジェクトの中には、図面オブジェクトフィルタとして選択できないものもあります。そのようなオブジェクトを選択するには、サーチツールを使用するか、Alt キーを押しながら選択します。
選択前ハイライト
選択する前に、選択されるアイテムをグラフィック上で確認できます。デフォルトでは、ポインタがオブジェクトの上にくると、そのオブジェクトがハイライトされます。ツールチップにオブジェクト名が表示されます。たとえば、d92: F9(HOLE) は、9 番目のモデルフィーチャーである穴の直径寸法を示しています。
図面ツリー
アクティブなタブに関連する図面オブジェクトを選択します。
モデルツリー
グラフィックウィンドウではなくモデルツリーでフィーチャーまたは部品を選択します。
テーブルアイテムの選択
事前ハイライトを使用してテーブルを選択できます。テーブルのいずれかの隅にポインタを移動すると、テーブル全体が事前ハイライトされます。この後、クリックしてテーブルを選択できます。
事前ハイライトを使用して行または列を選択するには、ポインタをセルの外側境界に移動します。行または列が事前ハイライトされます。クリックして選択します。
 
*注記 コンフィギュレーションファイルオプション selection_of_removed_entitiesyes に設定すると、エンティティを選択してアクティブ化し、寸法を表示したり、レイヤーにアイテムを配置するなどの操作を行うことができます。