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Z 半径寸法について
図面のサイズに制約がある場合、半径が大きな円弧の中心位置を示す Z 半径寸法を作成できます。Z 半径寸法では、寸法線が 2 点で折れ曲がって表示されます。つまり、Z タイプのジョグが寸法線に自動的に追加されるということです。
 
*注記 Z 半径寸法は、2D 図面でのみ作成できます。
Z 半径寸法を作成するには、有効なエンティティの真円弧を選択する必要があります。有効なエンティティとは、ドラフト円弧、モデルの円形エッジ、モデルの円形スケッチおよびカーブ、円形シルエットエッジ、2 次元断面を用いて作成したエッジなどです。
 
Z 半径寸法の値は、選択した円弧の半径になります。必要に応じて寸法内部の z 点を移動して寸法表示を変更できます。寸法テキストは、最初のセグメントの中心に配置されます。寸法テキストの配置を修正するには、詳細オプション text_orientation を設定します。
終端シンボルは選択した真円弧の想像上の中心点を表します。このシンボルは黒点または十字線で表されます。ほかの寸法を作成する際に、想像上の中心を参照として選択できます。円弧の真の中心からの寸法値が計算されます。