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交差補助線の表示について
交差タイプの参照を持つ寸法の交差補助線を表示することができます。Pro/ENGINEER Wildfire リリース 4.0 でエンティティの交差を参照する寸法を作成している場合、詳細オプション witness_line_intersectionyes に設定して交差補助線を表示できます。エンティティの交差を参照する既存の寸法の場合、交差補助線を表示するには、「寸法」(Dimension) リボンタブの「表示」(Display) ボタンをクリックします。「表示」(Display) パネルで、「交差補助線を表示」(Enable Intersection witness lines) チェックボックスをオンにします。
交差補助線が、次の図のように表示されます。
1. 最初の交差補助線
2. 交差参照
3. 2 番目の交差補助線
交差タイプの参照を持つ寸法の補助線それぞれに個別の交差補助線が表示されます。交差補助線のデフォルトの長さは、次の図に示すように交差エンティティの端と交差との距離から、詳細オプション witness_line_offset の値を引いたものになります。
1. 最初の交差補助線の長さ
2. 延長された交差補助線
3. 2 番目の交差補助線の長さ
4. 補助線のオフセット
交差補助線と交差点は、同じパラメトリック関係にあります。
 
*注記 交差補助線は交点を越えて延長されます。延長された補助線の長さは、線の太さの 8 倍になります。
特定の交差参照の交差補助線を表示するには、次の条件を満たす必要があります。
2 つの交差エンティティが直線エンティティであること。
エンティティのうち 1 つは交差を含むように延長されていること。したがって、2 つの交差エンティティのいずれか片方でも交差参照がかかっていれば、その交差参照の交差補助線は作成されません。