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CAD ドキュメント、WTPart、ファミリーテーブルメンバーの改訂について
非ネイティブ CAD オブジェクトまたはファミリーテーブルメンバーの改訂とチェックアウトでは、CAD オブジェクトに関連付けられたすべての WTPart について、またはファミリーテーブルメンバーに関連付けられたすべてのファミリーテーブルインスタンスについて改訂とチェックアウトが行われます。CAD オブジェクトまたはファミリーテーブルメンバーを修正しようとすると、「不一致」(Conflicts) ダイアログボックスが開きます。「不一致」(Conflicts) ダイアログボックスで該当するオプションを選択し、CAD オブジェクトに関連付けられたすべての WTPart、またはファミリーテーブルメンバーに関連付けられたすべてのファミリーテーブルメンバーを改訂し、チェックアウトします。サーバー側では、CAD オブジェクトまたはファミリーテーブルメンバーを修正するときに、すべての関連 WTPart またはファミリーテーブル全体の改訂とチェックアウトを行うプリファレンスを設定できます。CAD オブジェクトコレクターまたはファミリーテーブルコレクターを使用する場合は、それぞれのコレクターに含めた関連 WTPart またはファミリーテーブルメンバーについてのみ改訂とチェックアウト操作が実行されます。
Creo でサポートされている非ネイティブ CAD オブジェクトを読み込むには、Windchill 9.1 以降のサーバーを Creo アプリケーションに登録する必要があります。CAD ドキュメントに WTPart との所有者またはコンテンツ (両方も可) の関連があり、CAD ドキュメントの改訂と所有者関連のある WTPart を同期化したい場合があります。ところが、WTPart が該当するコレクターの改訂操作に含まれていても、サーバー側で設定したプリファレンスは、所有者とコンテンツの関連を区別しません。このため、改訂操作ではどちらの関連も改訂されます。WTPart は自動的にワークスペースに追加され、チェックアウトの必要はありません。関連 WTPart が使用できない場合は、改訂操作は失敗します。その場合は、ワークスペースから「改訂」(Revise) オプションを使用できます。デフォルトで WTPart が改訂され、オブジェクトの最新または古い改訂のイテレーションが改訂されます。サーバー側のプリファレンスを次に使用可能な改訂ラベルの自動選択に設定することもできます。
同様に、ファミリーテーブルの 1 メンバーを選択し、「ファイル」(File) > 「チェックイン」(Check In) > 「改訂およびチェックアウト」(Revise and Check Out) の順にクリックした場合にファミリーテーブルのすべてのメンバーを改訂するようサーバー側のプリファレンスを設定することもできます。ファミリーテーブルのメンバーの修正を開始すると、「不一致」(Conflicts) ダイアログボックスが開きます。「ファミリー全体を改訂およびチェックアウト」(Revise and Check Out Entire Family) オプションを選択すれば、改訂とチェックアウト操作を行うために選択したファミリーテーブルのメンバーとともに、すべてのメンバーを一括して改訂し、チェックアウトできます。ワークスペースに表示されていないメンバーを含めて、ファミリーテーブルのすべてのメンバーが改訂されます。ワークスペースに表示されていないメンバーは、自動的にワークスペースに追加されます。中に 1 つでもアクセスできないメンバーがあると、改訂操作が失敗する場合があります。そのようなインスタンスには Creo ブラウザの「改訂」(Revise) を使用できます。