レイヤーと線種のインポート

DXF と DWG ファイルフォーマットでは、レイヤーのインポートがサポートされています。DXF または DWG からインポートされたエンティティは図面モードでレイヤー上に配置されます。Creo アプリケーションにインポートされたエンティティのレイヤー ID は、DXF または DWG ファイルのレイヤー ID と同じになります。インポートされた AutoCAD レイヤーは、デフォルトで、同じ名前で Creo の新しいレイヤーにマッピングされます。

注記同じ AutoCAD レイヤーを表示ステータスが異なる複数の Creo レイヤーに割り当てることはできません。

ユーザー定義の AutoCAD のラインフォントは、同じ名前とパターンで Creo のラインフォントに自動的にマッピングされます。AutoCAD の標準線種は、デフォルトで、Creo アプリケーションの次の線種にマッピングされます。

AutoCAD の線種	Creo の線種
CONTINUOUS	「ソリッドフォント」(SOLIDFONT)
DASHED	「ダッシュフォント」(DASHFONT)
CENTER	「中心線フォント」(CTRLFONT)
PHANTOM	「想像線フォント」(PHANTOMFONT)
DASHDOT	「中心線フォント」(CTRLFONT)
DOT	「ドットフォント」(DOTFONT)
BORDER	「中心線フォント」(CTRLFONT)
DIVIDE	「想像線フォント」(PHANTOMFONT)
HIDDEN	「隠線」(HIDDEN LINE)

DXF または DWG フォーマットからインポートされるレイヤー、線種、色、フォントをファイル dxf_import.pro でマッピングできます。ファイル dxf_export.pro にはデフォルトのエクスポートマッピングが保存され、これと同様にファイル dxf_import.pro には DXF および DWG フォーマットのデフォルトのインポートマッピングが保存されています。両方のファイルでのマッピングはほぼ同じです。たとえば、レイヤーのマッピングの構文は次のとおりです。