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例: インポートしたジオメトリで作業する方法
インポートしたジオメトリで作業する方法には次のようなものがあります。
インポートしたままのジオメトリの使用
インポートしたままのジオメトリを使用する方法は、以下のいずれかの理由により変更されない場合の標準部品に使用します。
部品が標準ライブラリからのものである (既存部品のライブラリからのボルトやブラケットなど)。
部品が別の部門や企業の管轄である (工業設計部門からのスタイルサーフェスなど)。
次の操作を実行できます。
インポートしたジオメトリを追加フィーチャーのベースとして使用します。
ジオメトリを更新されたバージョンに置換します。
インポートしたジオメトリをアセンブリに配置します。
インポートしたジオメトリを、構成部品の作成または配置、あるいは構成部品の作成と配置の両方で参照します。
インポートしたジオメトリを図面に配置します。
ジオメトリを大幅に、または頻繁に修正する必要がある場合は、インポートしたエンティティを非パラメトリックまたはパラメトリックに修正して、モデル全体を再作成できます。
ジオメトリの非パラメトリックな修正
ワイヤフレームブラケットのベンド角度の変更や、サーフェスモデル上のスナップ据え付けの移動のような変更は簡単です。ジオメトリを頻繁に更新する必要がない場合は、パラメトリックの状態である必要はありません。インポートしたジオメトリをそのまま、または標準部品に使用できます。
モデル全体をパラメトリックに再作成
部品全体を再作成できます。この方法で、部品全体がアソシエティビティ (双方向関連)、設計意図の把握、フィーチャーベース設計などの利点を持つパラメトリックになります。
重要なジオメトリのみの作成、再作成
ジオメトリのある部分を頻繁に修正する必要がある場合、その部分だけを再作成するか、ジオメトリの一部のみをもとにしたソリッドフィーチャーを作成できます。たとえば電子部品をはめ込むために前に使用した部品を、製品のさまざまなバージョンに取り付ける必要がある場合があります。スナップ据え付けのジオメトリのみを再作成すると、製品のバージョンとファミリーテーブル機能に基づいた配置など、頻繁に変更する重要なジオメトリだけにパラメトリック機能を提供します。