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インポートされた Rhinoceros ファイルでのカラーとレイヤー
Rhinoceros からファイルをインポートすると、Creo で自動的に処理されます。この処理では、Rhinoceros のカラー/レイヤー情報の調節も行われます。
カラー
Rhinoceros で作成されたジオメトリとファセットには、次の表示モードのカラー情報が含まれています。
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レンダー
同時に複数のモードをアクティブにすることはできません。Rhinoceros ファイルが保存されたときのアクティブな表示モードを判断することができます。部品をインポートすると、アクティブな Rhinoceros モードに関連付けられている色が Creo によって読み込まれます。たとえば、レンダーモードの Rhinoceros ジオメトリに chrome が割り当てられ、レンダーモードがアクティブな状態でファイルが保存された場合、ジオメトリは Creo で chrome 色 (これに相当する RGB 値) で表示されます。
「レイヤー」(Layers)
Rhinoceros ではアセンブリファイルを作成できませんが、*.3dm ファイルでは複数のレイヤー上にジオメトリが含まれることがあり、各レイヤーがアセンブリ構造の個々の部品に相当します。このようなタイプのファイルを Creo にフラットアセンブリ構造としてインポートできます。フラットアセンブリ構造とは、Creo で作成されたファイルで使用されている階層なしでファイルがリストされているアセンブリのことです。
インポートの際、サーフェス、開いたキルト、閉じたキルト、またはファセットデータを含むレイヤーごとに、別々の Creo 部品ファイルが作成されます。1 つの Rhinoceros レイヤーに厳密ジオメトリとファセットジオメトリが含まれている場合、Creo では 1 つの部品ファイルになります。このような部品ファイルには、厳密ジオメトリを含む 1 つのインポートフィーチャーと、ファセットジオメトリの各ボディを表す 1 つのファセットフィーチャーが含まれます。Rhinoceros レイヤーにデータムカーブのみが含まれている場合、データムカーブは別個の部品ファイルではなく、1 つのデータムフィーチャーとしてアセンブリファイルにインポートされます。レイヤーが Rhinoceros で非表示になっている場合、そのレイヤーの情報はインポートに含まれません。