インタフェース > ファイルのインポートとエクスポート > アセンブリデータのインポート > 欠落したアセンブリ構成部品とプレースホルダーファイル
  
欠落したアセンブリ構成部品とプレースホルダーファイル
複数のアセンブリをインポートするとき、アセンブリの一部のサブアセンブリと部品のインポートがスキップされる場合があります。大きなアセンブリのサブアセンブリと部品のインポートがスキップされる場合、Creo は欠落した構成部品の代わりに空のプレースホルダーモデルファイルを作成します。構成部品のインポートがスキップされた場合は、空のプレースホルダーの部品モデルおよびサブアセンブリモデルによってアセンブリ構造が維持されるので、アセンブリを更新して、欠落した構成部品を探すことができます。インポートがスキップされた部品ファイルとサブアセンブリファイルについて警告が表示されます。
欠落した部品とサブアセンブリは、空の部品およびアセンブリモデルになります。フィーチャーを作成することはできません。インポートしたアセンブリの欠落した部品とサブアセンブリは、モデルツリーでは次のように表示されます。
- 不明なサブアセンブリ
- 不明な部品
- アセンブリをインポートする前に Associative Topology Bus (ATB) を有効にした場合に、不明な構成部品によって発生した破断リンク
空のプレースホルダーの部品およびサブアセンブリモデルは、欠落した構成部品ファイルを見つけてマスター表示としてインポートするまで、空のままです。部品およびアセンブリテンプレートファイルを使用するようにインポートプロファイルを設定した場合、不明な構成部品が見つかったときにはこれらのテンプレートファイルが適用され、ATB 更新を実行し、不明な構成部品をマスター表示としてインポートすることができます。
変換イメージモデル (TIM) としてインポートされた ATB 使用のアセンブリについては、ATB の「ステータスをチェック」(Check Status)および「更新」(Update) コマンドを使用して、不明な TIM 構成部品 (部品およびサブアセンブリ) を検索して回復することができます。ATB は、TIM の ATB 情報として保存されているソースファイル名およびパスに基づいて、不明な TIM 構成部品を探します。ATB コマンドを使用する前に、atb_search_path コンフィギュレーションオプションを使用して、欠落した TIM 構成部品のソースファイルの場所を ATB サーチパスに追加できます。CADDS 5 モデルの場合、extend_cvpath コンフィギュレーションオプションを設定できます。または、ATB の「ステータスをチェック」(Check Status) および「更新」(Update) コマンドを使用する前に、不明な構成部品を見つけてインポートフォルダにコピーすることも可能です。