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再定義されたインポートフィーチャーの参照エンティティの一致について
ジオメトリを再ロードしてインポートフィーチャーを再定義する場合、「インポート」(Import) タブの「オプション」(Options) > 「参照ペアの自動マッチング」(Automatic Reference Pairs Matching) の順に選択すると、元のジオメトリと新しいジオメトリの間にある参照エンティティが自動的に一致し、子フィーチャーの参照を保持する参照ペアが作成されます。ATB 使用のインポートフィーチャーについては、参照エンティティは自動的に一致し、ATB ID マッピングテーブルに基づいて参照ペアが作成されます。
ただし、さまざまな理由により、元のジオメトリと新しいジオメトリの間に不完全な参照ペアが存在する可能性があります。
Import DataDoctor またはファセット編集ツールの使用中に、参照エンティティを誤って削除した可能性があります。
インポートフィーチャーが ATB 使用の場合、ファイルの再ロードまたはインポートフィーチャーの再定義によって、いくつかの参照 ID が失われたり、変更される場合があります。
インポートフィーチャーのソースファイルの再ロード中に、デフォルトで選択されている「インポート」(Import) タブの > 「参照ペアの自動マッチング」(Automatic Reference Pairs Matching) を選択解除した可能性があります。
 
*注記 ATB 使用のインポートフィーチャーを再ロードまたは再定義する場合、デフォルトで選択されている「オプション」(Options) > 「参照ペアの自動マッチング」(Automatic Reference Pairs Matching) オプションは選択解除することができません。
Creo ではこれらの不完全な参照ペアに対して、警告が表示されます (特に、エンティティが下位フィーチャーの親である場合)。参照エンティティの一致と参照ペアの作成を完了させるには、「オプション」(Options) > 「参照ペアマッチング」(Reference Pairs Matching) の順にクリックして、「参照ペア」(Reference Pairs) ダイアログボックスを使用します。
「参照ペア」(Reference Pairs) ダイアログボックスの「完成したペアを表示」(Show Complete Pairs) チェックボックスが選択されているかどうかによって、完成した、または未完成の参照ペアを表示できます。「ローカルの子がないペアを表示」(Show Pairs without Local Children) チェックボックスが選択されているかどうかによって、ローカルの子または外部の子の参照を持つ不完全な参照ペアのリストを表示できます。「参照ペア」(Reference Pairs) ダイアログボックスの「参照タイプ」(Reference Type) オプションを使用すると、ジオメトリタイプによって参照ペアをフィルタし、特定のエンティティタイプの参照ペアを一致および作成することができます。このフィルタを使用して、参照ペアのジオメトリタイプを特定することもできます。「参照タイプ」(Reference Type)「全参照」(All References) に設定すると、ジオメトリタイプにかかわらずエンティティを一致させることができます。ATB 使用のインポートフィーチャーでは、ID マッピングテーブルに基づいてエンティティを一致させ、参照ペアを作成することができます。
「参照ペア」(Reference Pairs) ダイアログボックスの オプションを使用するか、右クリックして「参照ペアを追加」(Add Reference Pair) をクリックすると、追加の参照ペアを作成することができます。これは特に、既存のジオメトリとは異なるジオメトリを再ロードする場合や、ソースファイルが古い場合に使用します。ただし、元のジオメトリと新しいジオメトリのジオメトリエンティティを選択して参照ペアを作成する場合は、それらのエンティティが既存の参照ペアに属さないようにする必要があります。
「参照ペア」(Reference Pairs) ダイアログボックスの をクリックするか、右クリックして「参照ペアを削除」(Delete Reference Pair) をクリックすると、選択した参照ペアが削除されます。参照ペアのエンティティが下位の子フィーチャーの親である場合、そのペアを削除すると下位フィーチャーにエラーが発生するという警告が表示されます。この場合、参照ペアの削除を中止するか、警告を無視して参照ペアの削除を続行できます。