インポートしたモデルにデータム、レイヤー、保存済みビュー、パラメータおよびインポートしたジオメトリなどの定義済みのテンプレート情報が含まれるように、部品およびアセンブリをカスタムスタートパートとアセンブリテンプレートファイルにインポートできます。これらのテンプレートの詳細では、Creo にインポートされる部品とアセンブリのモデル精度が指定されています。インポートプロファイルまたは「新規モデルインポート」(Import New Model) ダイアログボックスで、カスタムスタートパートとアセンブリテンプレートファイルを選択できます。

デフォルトでは、標準の定義済みスタートパートとテンプレートファイルがインポートに使用されます。template_solidpart および template_designasm コンフィギュレーションオプションがパスおよびカスタマイズされたスタートパートとアセンブリテンプレートファイルを指定するように設定されている場合は、部品とアセンブリモデルをインポートするときにこれらのファイルが使用されます。

カスタムスタートパートまたは起動アセンブリテンプレートファイルが config.pro ファイルで指定されている場合は、インポートを実行する前に Creo によってこれらのカスタムテンプレートファイルの存在が確定されます。これらのファイルが見つからない場合は、インポートを続行するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。続行を選択した場合、テンプレートファイルを使用せずにインポートが続行されます。

カスタムスタートパート/アセンブリテンプレートファイルがインポートに使用された場合、インポートされたモデルにはそれらのテンプレートファイルのモデル精度が自動的に適用されます。インポートプロファイルの「自動」(Automatic) オプションでは、カスタムスタートパート/アセンブリテンプレートファイルがモデルインポートに使用された場合、それらのテンプレートファイルのモデル精度が自動的に適用されます。

部品とアセンブリのテンプレートファイルをインポートに使用しない場合、次のファイルフォーマットに属する Parasolid または Parasolid ベースのモデルをインポートする際には特に、インポートプロファイルで「モデル精度」(Model Accuracy) を「外部」(External) または「内部」(Internal) オプションに設定できます。