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CATIA にエクスポートするときのモデル範囲パラメータの制御について
エクスポートした CATIA V4 .model ファイルを CATIA で正しく開くには、精度値を設定して、エクスポートしたファイルのジオメトリデータの精度を確認する必要があります。CATIA V4 エクスポートプロファイルの「アドバンス」(Advanced) セクションで次の「CATIA V4 エクスポートパラメータ」(CATIA V4 export parameters) オプションを選択する必要があります。
• 「ident_crv」
• 「ident_pnt」
• 「infinity」
• 「model_sz」
• 「sag」
• 「step」
任意の値を設定するか、または標準モデルサイズに基づく推奨値を設定できます。推奨公差値は、標準モデルサイズとパラメータ間の相関関係に基づいています。
推奨値以外の値を割り当てて、エクスポートした部品を CATIA で開くと、カレント公差値と推奨値を比較したエラーメッセージが表示されます。
次の表に、Creo のパラメータとそれに対応する CATIA V4 エクスポートプロファイルオプションおよび CATIA での値を示します。パラメータのデフォルト値は、標準モデルサイズ 10000 を基準にしています。
Creo のパラメータ
CATIA のモデルデータ
エクスポートプロファイルオプション
CATIA の推奨値
モデルサイズ
モデルサイズ
「model_sz」
10000
公差カーブ
同一カーブ
「ident_crv」
0.1
公差点
交差投影
「ident_pnt」
0.001
公差ライン
無限
「infinity」
100000
公差サグ
ベンド
「sag」
0.03
公差距離
ステップ
「step」
20
モデル空間パラメータのオプションを設定し、CATIA スタートパートも使用すると、指定した CATIA スタートパートのモデル空間パラメータ値が CATIA V4 エクスポートプロファイルオプションの値をオーバーライドします。