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ファブリケーションユニットについて
メニューマネージャで「アセンブリプロセス」(ASM PROCESS) > 「製造単位」(Fab Unit) 順にクリックして、製造単位の作成または修正、単位についての情報の表示または削除を行うことができます。設計アセンブリモデルに恒久的な変更を加えたくない場合はいつでも、製造単位を作成することができます。製造単位とは、実際に製造、出荷されるものを表す構成部品のグループです。出荷、ドキュメンテーションとその他のサポート材料も含まれることから、設計アセンブリとは異なります。たとえば、パイプアセンブリには、アセンブリされるまでオープンエンドアセンブリを保護するキャップを含めることができます。
製造単位は、どのタイプのステップにも構成部品として使用できます。製造単位をアセンブリステップで使用すると、製造単位内のすべての構成部品が同時にアセンブリされます。また、オプション (たとえば、分解ビュー、簡易表示、BOM など) を定義すると常に製造単位は単一の構成部品として扱われます。
単一エンティティとして扱われるため、その構成部品をプロセスステップで使用する前にそれぞれの製造単位を作成する必要があります。製造単位は、構成部品の一部が別のステップですでに使用されていたとしても作成できますが、使用されているステップを再定義して、個々の構成部品ではなく製造単位をアセンブリする必要があります。異なるアセンブリステップで使用されている構成部品を含む製造単位を作成することはできません。
製造単位を使用して作業する場合は、以下の点に注意してください。
製造単位は個別に、一式として、プロセスアセンブリに配置する必要があります。
製造単位を構成する構成部品は、異なるアセンブリレベルのものでも構いませんが、必ず単一のアセンブリのものでなければなりません。
製造単位はプロセスプランに複数回表示されます。製造単位の 1 つのインスタンスを選択すると、ほかのインスタンスもハイライトされます。製造単位のそれぞれのインスタンスは、BOM や部品リストに個別に表示されます。
プロセスプランの BOM を作成すると、製造単位のそれぞれの構成部品は別々に表示されます。製造プランの BOM を作成すると、製造単位は一式としてリストされ、分割して個別の構成部品にすることはできません。