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フレキシビリティオンザフライとインストルメント用アセンブリ
ソース構成部品の整合性を維持するため、変更に対応するように、必要な可変アイテムから成るフレキシブル構成部品が自動的に作成されます。これをフレキシビリティオンザフライと呼びます。フレキシビリティは、構成部品の寸法を編集したり、配置拘束を編集したり、材料を変更したりしたときに作成されます。
構成部品の配置を再定義すると、その構成部品は代替定義を持ちます。「可変アイテム」(Varied Items) ダイアログボックスの「代替定義」(Alternative Definition) チェックボックスがオンになります。このチェックボックスをオフにすると、構成部品がソースモデル内の配置定義に戻ります。
ソースモデルに挿入されたセンサーの配置を変更することはできません。
フレキシビリティオンザフライでは、ネイティブの Creo Parametric 環境で作業して操作を実行できます。可変アイテムを持つフレキシブル構成部品は、バックグラウンドで作成されます。変更に可変アイテムを使用すると、構成部品のソースモデルは変わりません。インストルメント用アセンブリでは、フレキシビリティは、可変アイテムになるセンサーパラメータ値を持つセンサーのオーナーに適用されます。モデルに配置されたセンサーの各インスタンスは、パラメータに対して別の値を持つことができます。
サブアセンブリ内のセンサーの複数のオカーランスに対し、フレキシビリティオンザフライを自動的に定義するには、次のオプションのいずれかを使用します。
「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスの「アセンブリ」(Assembly) ページで、「下位レベルセンサーの自動フレキシビリティ」(Automatic flexibility for lower-level Sensors) 設定を「はい」(yes) に設定。
Auto_flex_lower_sensors コンフィギュレーションオプションを yes に設定。
 
*注記 これらのオプションを「プロンプト」(prompt) に設定して、センサーごとにフレキシビリティの設定を求めるように設定できます。
円滑にリスクなしで作業を行えるようにするため、フレキシブル構成部品をサポートしない操作は実行できません。このような操作には、インストルメント用アセンブリ内の構成部品のアクティブ化や、Pro/Program によって駆動される構成部品への可変アイテムの作成が含まれます。