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トップダウン設計とボトムアップ設計での簡略表示
トップダウン設計アプローチとボトムアップ設計アプローチで簡略表示を使用して、設計の概念化と複雑なアセンブリ表示の簡略化を行います。トップダウン設計アプローチでは、アセンブリ内の構成部品にエンベロープと呼ばれる要求スペースを作成します。エンベロープに収まるように詳細な部品とサブアセンブリを構築します。たとえば、自動車の設計では、エンジンやトランスミッションなどの複雑なサブアセンブリのエンベロープをいくつも作成できます。各チームでサブアセンブリの詳細設計を行い、進行状況に応じて、対応するエンベロープを詳細化されたサブアセンブリで代用できます。
ボトムアップアプローチでは、複雑なアセンブリから開始して簡略化します。各サブアセンブリの下位レベルの簡略表示を代用して、1 つの簡略表示を設計の目次として利用できます。別の簡略表示では、設計部分を除外して特定の領域に焦点を当てることができます。