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コピージオメトリフィーチャーの外部依存
外部コピージオメトリフィーチャーには次の規則が適用されます。
参照の選択
参照を選択すること、つまり、ジオメトリを 1 つの構成部品から別の構成部品にコピージオメトリフィーチャーとして明示的にコピーして、依存を作成します。
単一コピージオメトリフィーチャーのすべての参照を同一の構成部品から選択します。
すべてのジオメトリ、既存のコピージオメトリフィーチャーおよびパブリッシュジオメトリフィーチャーを参照できます。
参照ステータス情報は、モデルツリーで利用できます。コピージオメトリフィーチャーには、アクティブ、フリーズ、抑制、対応なし、または独立のコピー参照ステータスがあります。
親構成部品からのジオメトリのコピー
親構成部品がセッション中でないと、コピージオメトリフィーチャーによりコピーされたジオメトリは、その親構成部品が使用不可能な間はフリーズしたままになります。
親構成部品がセッション中でいくつかの参照エンティティがない場合は、コピージオメトリフィーチャーの挙動を制御できます。コピー元の親ジオメトリがない (削除または抑制されている) 場合、フィーチャーを自動更新する設定になっているコピージオメトリは再生に失敗します。ただし、参照がない場合のコピージオメトリフィーチャーの失敗は防ぐことができます。コンフィギュレーションファイルオプション fail_ref_copy_when_missing_origno に設定すると、再生するとき、コピー元が見つからないジオメトリが自動的にフリーズされるので、コピージオメトリフィーチャーが失敗しません。
更新制御オプションの使用
「更新制御」(Update Control) オプションを使用して、個々のコピージオメトリフィーチャーの更新を変更し、更新の状態を簡単に切り替えることができます。「手動更新」(Manual update) または「依存なし」(No Dependency) を使用すると、フィーチャーの更新を停止して再生のパフォーマンスを向上することもできます。
コピーされたジオメトリ参照の使用
ジオメトリは参照として選択されると有効になります。そのジオメトリを選択したアセンブリ内で示されるのと同じように、部品のジオメトリのほかの部分とそのジオメトリとの関連が表示されます。
コピーされた参照情報には、ジオメトリ、エンティティ名、色、線種、レイヤー情報などが含まれます。
コピージオメトリフィーチャーは外部依存を作成し、開始モデルでは使用できません。
ステータス情報および親情報の表示
コピージオメトリフィーチャーを含むモデルに関する親情報は、「グローバル参照ビューア」(Global Reference Viewer) に表示されます。