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外部コピージオメトリについて
外部コピージオメトリ機能では、アセンブリのコンテキストでジオメトリをコピーすることなく、モデル間でジオメトリがコピーされます。アセンブリおよび 2 つの構成部品間のパスに沿ったすべてのモデルに対する依存が回避されます。部品モードでコピージオメトリフィーチャーが作成された場合、自動的に外部コピージオメトリとして定義されます。ソース構成部品とターゲット構成部品を相対的に配置する必要がありますが、これらの構成部品はアセンブリのコンテキストから独立しています。
アセンブリの構成部品が同じ座標系を使用してアセンブリされている場合、「座標系」(Coord Sys) 位置オプションを使用して、構成部品間でジオメトリをコピーできます。すべての構成部品がアセンブリされると、ターゲットモデルのコピージオメトリは外部モデルの参照先ジオメトリと一致します。
コピージオメトリのアソシエティビティを失うことなく、構成部品をアセンブリから削除できます (ターゲット構成部品モデルを削除した場合、内部コピージオメトリフィーチャーのアソシエティビティが失われます)。その構成部品を参照する外部コピージオメトリフィーチャーが失敗することもありません。
外部コピージオメトリフィーチャーを介してモデルは相互にアソシエティビティを維持しますが、構成部品は完全に独立しています。つまり、アソシエティビティはアセンブリモデルによって制御されません。
外部参照モデルがセッション中であるかどうか、ジオメトリが更新されたかどうかに関係なく、独立した外部コピージオメトリフィーチャーは元の状態を保ち続けます。コピーされた参照が親モデルから失われてもエラーにはなりません。
外部参照モデルがアセンブリの場合、ジオメトリ参照はすべて同一モデルから選択する必要があります。最初の選択では、モデルを決定します。最初の参照をトップレベルアセンブリのジオメトリ (アセンブリサーフェス、データム、など) から選択した場合、続く参照はすべてトップレベルアセンブリジオメトリから選択する必要があります。最初の参照をアセンブリの構成部品モデルから選択した場合、以降の参照はすべて、そのモデルから選択する必要があります。