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ノートブックの宣言について
構成部品または別のノートブックにノートブックを宣言すると、ノートブックと構成部品または別のノートブックの間で情報が交換されます。データム点やデータム軸などのデータムフィーチャーを、自動アセンブリに使用したり、アセンブリの特定のインスタンスにおける構成部品の寸法制御に使用したりすることができます。
グローバルデータムを参照するには、構成部品内の特定のデータムにも宣言する必要があります。パラメータを参照するには、ローカルパラメータをノートブック内のグローバルパラメータにリンクするリレーションを作成する必要があります。
1 つのモデルを複数のノートブックに宣言できます。ほかの 1 つ以上のノートブックを参照するノートブックにモデルを宣言する場合、モデルはこれらのノートブックも参照します。モデルを宣言したノートブックにグローバルパラメータがない場合でも、親ノートブックのグローバルパラメータを明示的に宣言し、使用できます。
リレーションはリレーションファイルの順序で処理されます。たとえば d2 = 30 と設定した場合、d2 の既存のリレーション d2 = Height はオーバーライドされます。
ただし以下の制約事項があります。
グローバル参照は、最上位のレベルでのみ修正できます。
ノートブックを宣言した後で、以下のガイドラインに従って新しいパラメータを作成します。
パラメータを最下位のローカルパラメータに配置します。
パラメータを最上位のグローバルパラメータに配置します。
ローカルパラメータをグローバルパラメータに変更するには、そのノートブックを再宣言し、ローカルバージョンのパラメータを削除します。
「宣言」(Declare) メニューの「宣言リスト」(List Decl) コマンドを使用すると、宣言されているすべてのデータム、グローバル寸法、およびそれらが参照するノートブックの情報にアクセスできます。情報は情報ウィンドウに表示され、カレントワーキングディレクトリ内にある refitem.txt という名前のファイルに書き込まれます。モデルデータムの名前がノートブックデータムの名前と一致しなくなった場合、以下の 3 つのメッセージのいずれかが表示されます。
「警告: 3D アイテムは削除、または抑制されています。」ノートブック内の軸またはデータムに対応する軸またはデータムが存在しません。
モデルで宣言されている名前とノートブックで宣言されている名前が異なる場合、「宣言」(Declare) メニューの「名前宣言解除」(UnDecl Name) コマンドを使用してこの問題を解決します。