参照の作成およびバックアップの制御オプションを設定するには

1. 「ファイル」(File) >

「オプション」(Options) の順にクリックします。「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスが開きます。

3. 「参照の作成とバックアップの制御」(Reference creation and backup control) 領域で次のオプションを設定することにより、参照選択時の範囲、参照処理、参照選択、カラーフィードバックのグローバル設定を指定します。

◦ 「参照可能な構成部品」(External components permitted for reference creation) (default_ext_ref_scope reference_scope) - 新規作成されたモデルから外部モデルを参照する際のデフォルト範囲を設定します。

▪ 「すべての構成部品」(All components) - トップレベルアセンブリ内のどのモデルでも参照できます。

▪ 「スケルトンモデルとレイアウトモデル」(Skeleton and Layout Models) - モデルのサブアセンブリ内の構成部品、およびモデルのアセンブリ分岐よりも上位のスケルトンモデルとレイアウトモデルの構成部品をすべて参照できます。

▪ 「なし」(None) - カレントモデルおよびカレントモデルの子の内部のみ参照できます。「例外を許可 (確定あり)」(Allow exceptions with confirmation) チェックボックスをオンにし、外部モデルを例外として参照することを確定します。

◦ 「Placement references to backup」 (placement_references_to_backup) - 配置参照のバックアップを設定します。

▪ 「別のモデルへの参照」(References to other models) - ほかの構成部品への配置参照をバックアップします。

▪ 「許可されていない構成部品への参照」(References to non-permitted components) - 「参照可能な構成部品」(External components permitted for reference creation) 設定で設定した制限に反して作成された配置参照をバックアップします。(「例外を許可 (確定あり)」(Allow exceptions with confirmation) チェックボックスをオンにした場合)。

◦ 「バックアップするフィーチャー参照」(Feature references to backup) (feat_references_to_backup) - フィーチャー参照のバックアップを設定します。

▪ 「別のモデルへの参照」(References to other models) - ほかの構成部品へのフィーチャー参照をバックアップします。

▪ 「許可されていない構成部品への参照」(References to non-permitted components) - 「参照可能な構成部品」(External components permitted for reference creation) 設定で設定した構成部品の参照制限に反して作成されたフィーチャー参照をバックアップします。(「例外を許可 (確定あり)」(Allow exceptions with confirmation) チェックボックスをオンにした場合)。

◦ 「ほかのモデルによる外部参照の選択に使用できるジオメトリ」(Geometry available for external reference selection by other models) (default_geom_scope) - ほかのモデルによる外部参照の選択に使用できるジオメトリの領域が定義されます。

▪ 「モデルに存在する場合パブリッシュジオメトリ」(Published Geometry if exists in a model) - パブリッシュジオメトリがモデル内に存在する場合は、パブリッシュジオメトリへの外部参照のみ許可します。パブリッシュジオメトリがモデル内に存在しない場合は、すべてのジオメトリへの外部参照を許可します。

▪ 「パブリッシュジオメトリのみ」(Published Geometry only) - パブリッシュジオメトリへの外部参照のみを許可します。

◦ 「使用可能な配置参照」(Allowed references when placing this model) (default_placement_scope) - 参照するインタフェースによる拘束を含めて構成部品の配置拘束が可能です。

▪ 「すべての参照」(All references) - モデルをアセンブリする際、すべてのジオメトリを構成部品の拘束として使用できます。

▪ 「モデルに存在する場合、インタフェース」(Interfaces if exist in a model) - コンポーネントインタフェースが存在する場合は、そのインタフェースのみを構成部品の拘束として使用できます。存在しない場合は、すべてのジオメトリを構成部品の拘束として使用できます。

▪ 「インタフェースのみ」(Interfaces Only) - コンポーネントインタフェースのみを構成部品拘束として使用できます。

◦ 「コンフィギュレーション可能モジュール内モジュールバリエーション間での参照を許可」(Allow references between module variants in Configurable Module) (module_variant_cross_refs) - 「コンフィギュレーション可能モジュール」(Configurable Module) 内のモジュールバリエーション間での参照を許可します。

◦ 「カレントのモジュールバリエーションのみへの参照を許可」(Allow references to current module variant only) (default_ref_current_module_vrnt) - カレントモジュールのバリエーションへの参照のみを許可します。

◦ 「レイアウトフィーチャーによるレイアウトファイルへの直接参照を許可」(Allow direct references to layout files through layout feature) (allow_direct_ref_to_layout_file) - レイアウトファイルへの直接参照を許可します。直接参照は推奨されません。完全な更新制御が設定されたコピージオメトリを参照するようにしてください。

◦ 「現在の設定によって禁止されている参照を選択から除外」(Exclude from selection references forbidden by current settings) (ref_scope_no_pick_to_prohibit) - 参照制御設定で禁止されている参照の選択を無効にします。この設定は、参照を選択するとき、および「選択」(Pick)、「順次選択」(Query Sel)、「サーチツール」(Search Tool) などでアイテムを選択するときに適用されます。

注記選択設定には、以下の例外があります。

• 「構成部品」(Component) > 「構成部品の操作」(Component Operations) > 「マージ」(Merge) コマンドまたは「カットアウト」(Cutout) コマンドを使用して、マージまたはカットアウトを実行するための参照部品を選択する場合。

• 複数のモデルを使用する場合。すなわち、複数のアセンブリで同じ部品を使用しており、部品の 1 つまたはアセンブリを修正しようとする場合。

◦ 「現在の設定によって禁止されている参照に異なる色を使用」(Use different color for references forbidden by current settings) (ref_scope_prohibit_color) - このチェックボックスをオンにすると、参照の選択時に、禁止されている範囲外参照の色がユーザー指定の色に変わります。カラーボタンの横の矢印をクリックして色を設定します。範囲外のモデルおよびコピーに使用可能な範囲は、参照するためにジオメトリアイテムを選択する際、ユーザー定義の色でハイライトされます。