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アセンブリのミラーについて
アセンブリのミラーコピーを作成するには、「ファイル」(File) > 「名前を付けて保存」(Save As) > 「ミラーアセンブリを保存」(Save a Mirror Assembly) コマンドを使用します。システムデフォルトを使用してアセンブリをミラーするか、「ミラーアセンブリ」(Mirror Assembly) ダイアログボックスの「アドバンス」(Advanced) をクリックします。「アセンブリ構成部品をミラー」(Mirror Assembly Components) ダイアログボックスが開き、ここで構成部品を操作できます。ミラーアセンブリを定義する際にプレビューが更新されます。
構成部品は次のように操作できます。
ミラー構成部品 - 構成部品のジオメトリをミラーすることによって、構成部品は新しい構成部品として作成されます。
再使用された構成部品 - ミラーアセンブリで構成部品が再使用されます。
構成部品を除外 - ミラー操作とミラーアセンブリから構成部品が除外されます。
元のアセンブリが更新された場合にミラージオメトリが自動的に更新されるように設定します。
再使用された構成部品のファイル名を変更することはできませんが、ミラーアセンブリの新しい構成部品にデフォルトのファイル名が作成されます。デフォルトのファイル名は NAME_MIR.PRT となります (ここで、NAME は元の構成部品ファイル名)。次の方法でデフォルトのファイル名を変更できます。
ミラー構成部品の名前を個別に選択して変更する
ファイル命名規則を設定し、構成部品ファイル名を新たに生成する
ミラー構成部品のデフォルトの接尾辞を変更する
対称解析
アセンブリのミラーコピーを作成する際に、対称解析を実行することで、対称およびツイン (ミラー) 構成部品を特定して再使用できます。これによって、新しいミラー構成部品を作成する必要がなくなります。対称解析を実行することで、構成部品を再使用したり、元の構成部品を次のように操作したりできます。
対称構成部品 - 対称な構成部品をミラー構成部品として再使用できます。以下の図にミラー対称構成部品を示します。
反対称構成部品 - 反対称である構成部品にはアセンブリ内に既存のミラーツインがあり、新しいミラー構成部品を作成する代わりにこのツインを再使用できます。以下の図にミラー反対称構成部品を示します。
「ミラーアセンブリ」(Mirror Assembly) ダイアログボックスで「対称構成部品を再使用」(Reuse symmetric components) をオフにしていない場合、対称解析を実行すると、対称構成部品と反対称構成部品が自動的に再使用されるように設定されます。「アセンブリ構成部品をミラー」(Mirror Assembly Components) ダイアログボックスで構成部品を手動で再使用できます。