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アセンブリファミリーテーブルについて
アセンブリファミリーテーブルは、設計上の任意の偏差、つまり類似アセンブリのファミリーテーブルを表します。部品ファミリーテーブルに追加可能なアイテムはすべて、アセンブリファミリーテーブルにも追加できます。アセンブリファミリーテーブルにアセンブリ構成部品を追加することもできます。アセンブリファミリーテーブルインスタンスに簡略表示を指定できます。アセンブリモデルの各構成部品は、その簡略表示のステータスに従って表示されます。
同じアセンブリファミリーテーブルのインスタンスを代用するには、「置換」(Replace) コマンドを使用します。以下の規則が適用されます。
すべてのエントリーメンバーは、存在するメンバーであれば"Y"指標を、存在しないメンバーであれば"N"指標を、または置換するメンバーの実際の名前を含む必要があります。
アセンブリのインスタンスからメンバーを省略しても、このメンバーはまだインスタンスの中に配置されています。これにより、接続するほかの部品の配置が保証されます。しかし、省略されたメンバーは表示されず、質量特性の計算で考慮されません。
インスタンスで互いに置換されるメンバーは交換可能である必要があります。つまり、これらは同じ部品またはアセンブリファミリーのインスタンスの必要があるか、あるいは同じ交換可能なグループに取り込まれる必要があります。そうでない場合、置換メンバーを自動的に配置できず、手動で配置しなければなりません。部品間の関係を更新する必要があることにも注意してください。
アセンブリのファミリーのインスタンスが、ほかのファミリーのインスタンスを構成部品として使用し、構成部品インスタンスの名前がアセンブリのファミリーテーブルに入っている場合、アセンブリを行うには、この構成部品インスタンスの名前がインスタンスインデックスファイルにある必要があります。これはジェネリックモデルが、互換グループのメンバーである構成部品インスタンスにも適用されます。
ファミリーテーブルの構成部品アイテムの値
アセンブリのインスタンスは、ファミリーテーブル駆動アイテムの値がジェネリックとは異なります。アセンブリに特有のアイテムは、メンバーアイテムまたは構成部品アイテムです。ファミリーテーブルにおける構成部品アイテムのインスタンスセルで、以下の 2 つの値のカテゴリを指定できます。
ブール値 - これには、以下の値が可能です。
Y - ジェネリックで抑制されている場合もレジュームします。
N - ジェネリックでレジュームされている場合も抑制します。
* - ジェネリックと同様に処理します。
名前 - ソリッドの名前。このソリッドがジェネリック部品でファミリーテーブルを通じて置き換わる場合、ジェネリックの構成部品のソリッド。
ソリッドがファミリーテーブル駆動のソリッドアセンブリまたはソリッド部品でない場合は、それをジェネリックに呼び出して置き換えることができます。
ソリッドがジェネリックの場合は、ジェネリックのインスタンスを作成するかどうかを尋ねられます。
ソリッドがインスタンス名の場合、システムはインスタンスインデックスファイルをサーチし、そのソリッドが登録されているかどうかを確認します。登録されている場合はそれを検索します。
 
*注記 セッション内のソリッドはソリッドファイルがない場合でも最初に参照され、IDX ファイルがない場合でもソリッドのインスタンスが表示されます。