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近接スナップによる構成部品のアセンブリについて
経験あるユーザーにとっても、正確な拘束セットを探して構成部品をアセンブリする作業は手間がかかる場合があります。スナップ機能を使用して、配置する構成部品をアセンブリ内の適切な位置にドラッグできます。構成部品をアセンブリ内で移動する場合、ポインタが一定の近接領域内にある間、両方の参照について推奨される配置先が表示されてハイライトされます。構成部品をドロップして位置を確定するか、構成部品を領域外にドラッグして位置を却下します。
コンポーネントインタフェースを使用する場合や、アセンブリ内で構成部品をコピーして貼り付ける場合、アセンブリのさまざまな配置参照を選択できます。最初に見つかった参照に自動的にスナップします。コンフィギュレーションオプション snap_single_constraints を使用することで、ただ 1 つの拘束へのスナップを維持しながら構成部品をドラッグできます。
スナップ機能を自動拘束選択とともに使用することで、拘束条件を簡単に定義できます。たとえば、多くの穴があいているプレートにボルトをアセンブリするときは、スナップ機能と自動選択機能を使用すれば、整列後に、マウスでボルトをプレートに合致または整列させることができます。ボルトの軸を選択し、それをプレート上で 1 つの穴の軸近くにスライドさせてから、マウスボタンを放します。ボルトが穴の軸にスナップして拘束が確立されます。ボルトが整列したら、次の拘束を指定してボルトを配置します。ボルトのサーフェスを選択し、ボルトが合致または整列可能な参照の近くまで、1 つ目の拘束の軸に沿ってボルトを移動します。マウスボタンを放すと、新しい拘束が自動的に確立されます。
スナップ参照テーブルには、選択した参照を別の参照と照合するときに一番可能性の高い拘束タイプを定義する方法が示されています。
ユーザーが選択した参照タイプ
システムが照合する参照タイプ
平面/サーフェス
一致、平行、距離、垂直、または同一平面に適した平面またはサーフェス
一致に適した軸 (可能な直線エッジ)
座標系
中央揃えに適した座標系
回転サーフェス
挿入に適した回転サーフェス
円柱
挿入に適した回転サーフェス、正接に適した円柱、球体、平面
円錐
挿入に適した回転サーフェス、一致に適した円錐
ほかのエッジ/カーブ
非対応
ほかのサーフェス
非対応
 
*注記 スナップは、平面、円柱、球以外のサーフェスの正接に使用することはできません。