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スタートパートの情報を設定するには
作成したモデルのスタートパートのプロパティをカスタマイズするには、<Creo ロードポイント>\Common Files\afx\configuration\ にある start_mdl.cfg ファイルを使用します。Creo Advanced Framework の標準インストールには、_start_mdl.cfg テンプレートファイルが含まれます。_start_mdl.cfg という名前を start_mdl.cfg に変更すると、このテンプレートファイルで定義されたスタートパート情報がすべての新規部品に適用されるようになります。
このコンフィギュレーションファイルには、次のオプションがあります。
標準フィーチャーの名前変更
FEATURE_NAME <original feature name> <new feature name>
プレースホルダー
説明
original feature name
名前を変更するフィーチャーの元の名前。
new feature name
フィーチャーの新しい名前。
パラメータの作成
CREATE_PARAMETER <parameter name> <parameter type> <default value> DESIGNATE
プレースホルダー
説明
parameter name
作成するパラメータの名前。
parameter type
パラメータのデータ型。使用可能な値は次のとおりです。
INTEGER
DOUBLE
STRING
BOOLEAN
default value
デフォルト値は、<parameter type> に応じて、整数、2 桁の数字、または文字列にすることができます。
GETENV:<environment variable> を使用すると、デフォルト値として環境変数から値を代入できます。
DESIGNATE
DESIGNATE 文字列はオプションです。DESIGNATE を使用する場合、パラメータは Windchill に対して指定されます。
デフォルトレイヤーの作成
CREATE_LAYER <layer name>, <layer status> <layer type>
プレースホルダー
説明
layer name
作成するレイヤーの名前。
layer status
レイヤーの表示ステータス。使用可能な値は次のとおりです。
DISPLAY
BLANK
NORMAL
layer type
レイヤーのタイプはオプションです。このレイヤーは、特定の要素タイプのデフォルトレイヤーとして指定できます。
GEOM_FEAT
NOGEOM_FEAT
COSM_SKETCH
AXIS
SURFACE
DATUM
POINT
CURVE
CSYS
FEATURE
HOLE_FEAT
ROUND_FEAT
CHAMFER_FEAT
SLOT_FEAT
CUT_FEAT
PROTRUSION_FEAT
RIB_FEAT
DRAFT_FEAT
SHELL_FEAT
CORN_CHAMF_FEAT
ASSY_CUT_FEAT
TRIM_LINE_FEAT
COSM_ROUND_FEAT
COPY_GEOM_FEAT
WELD
CURVE_ENT
NOTE
GTOL
QUILT
DATUM_POINT
DATUM_PLANE
THREAD_FEAT
SOLID_GEOM
EXT_GCPY_FEAT
既存のレイヤーの名前変更
RENAME_LAYER <old layer name> <new layer name>
プレースホルダー
説明
old layer name
名前を変更するレイヤーの古い名前。
new layer name
レイヤーの新しい名前。
既存のレイヤーの削除
DELETE_LAYER <layer name>
プレースホルダー
説明
layer name
削除するレイヤーの名前。
ALL
すべてのレイヤーを削除します。
規則レイヤーテンプレートモデルの設定
RULE_LAYER_TEMPLATE <template name>
プレースホルダー
説明
template name
レイヤーテンプレートの名前。このテンプレートにある規則ベースのレイヤーは、すべての新規 AFX 部品にコピーされます。ファイルのパスは <Creo ロードポイント>\Common Files\afx\configuration\ です。部品とアセンブリのテンプレート名は同じである必要があります。また、テンプレートのレイヤーの状態と組み合わせステートもコピーされます。
フィーチャー上に規則レイヤーパラメータを作成 (パラメータ名は BUW_LAYER_INFO)
CREATE_RULE_LAYER_PARAM <YES/NO>
プレースホルダー
説明
YES
フィーチャーパラメータ BUW_LAYER_INFO を、フィーチャーが保存されているレイヤーの名前で作成します。これにより、特定のレイヤーで AFX に特有のすべてのフィーチャーを収集するためのレイヤー規則のセットを作成できます。
NO
規則レイヤーパラメータを作成しません。
モデル精度の設定
SET_ACCURACY <type> <value>
プレースホルダー
説明
type
「相対」または「絶対」を設定できます。
value
精度の値。
デフォルトの密度を設定します。
SET_DEFAULT_DENSITY <value>
プレースホルダー
説明
value
素材が設定されていない場合の密度の値。
寸法のデフォルト公差タイプの設定
SET_DEFAULT_TOL_TYPE <value>
プレースホルダー
説明
value
DEFAULT、PLUS_MINUS、LIMITS、または PLUS_MINUS_SYM を設定できます。
ビューの名前変更
RENAME_VIEW <old view name> <new view name>
プレースホルダー
説明
old view name
モデルで使用可能な古いビューの名前。元のビュー名: +Xy、+Xz、+Yz、-Xy、-Xz、-Yz。
new view name
ビューの新しい名前。
デフォルトの素材の設定
SET_DEFAULT_MATERIAL <value>
プレースホルダー
説明
value
素材名。
ビューの削除
DELETE_VIEW <view name>
プレースホルダー
説明
view name
削除するビューの名前。
ビューの作成
CREATE_VIEW <view name>trans_matrix[0][0] trans_matrix[0][1] trans_matrix[0][2]trans_matrix[1][0] trans_matrix[1][1] trans_matrix[1][2] trans_matrix[2][0] trans_matrix[2][1] trans_matrix[2][2]
プレースホルダー
説明
view name
作成するビューの名前。
trans_matrix[i][j]
作成するビューの座標にマップするために変換式で使用される、デフォルトのモデル座標系から取った数字。
変換式のための数字にアクセスするには、次の手順に従います。
1. 空の部品またはアセンブリを作成します。
2. デフォルトの座標系を表す座標系を作成します。
3. 方向フィーチャーを作成します。
4. Creo Parametric「ビューマネージャ」を使用してモデルを回転します。
5. デフォルトの座標系を参照として使用し、「スクリーンに垂直に Z を設定」(Set Z Normal To Screen) オプションを使用して、座標系を作成します。
6. 「解析」(Analysis) > 「測定」(Measure) > 「変位」(Transform) をクリックしてこの座標系をデフォルトに設定し、変換式にアクセスします。これらの値を、前述のとおり CREATE_VIEW オプションの trans_matrix[i][j] に入力します。
!===== LAYER CONFIGURATION =====
CREATE_RULE_LAYER_PARAM YES
DELETE_LAYER ALL
RULE_LAYER_TEMPLATE afx_start_model
!===== RENAME STANDARD FEATURES =====
FEATURE_NAME XY START_XY
FEATURE_NAME XZ START_XZ
FEATURE_NAME YZ START_YZ
FEATURE_NAME CS0 START_CSYS
FEATURE_NAME A_XY A_START_XY
FEATURE_NAME A_XZ A_START_XZ
FEATURE_NAME A_YZ A_START_YZ
FEATURE_NAME ACS0 A_START_CSYS
!===== CREATE START UDF =====
START_PART_UDF_NAME start_udf
!===== MANAGE VIEWS =====
RENAME_VIEW +XY FRONT
RENAME_VIEW -XY BACK
RENAME_VIEW -XZ BOTTOM
RENAME_VIEW -YZ LEFT
RENAME_VIEW +YZ RIGHT
RENAME_VIEW +XZ TOP
CREATE_VIEW ISO
0.707107 -0.408103 0.577453
-6.52932e-008 0.816642 0.577145
-0.707107 -0.408103 0.577453
!===== ACCURACY SETTINGS ====
SET_ACCURACY ABSOLUT 0.01
!===== SET A DEFAULT DENSITY IF NO MATERIAL ====
SET_DEFAULT_DENSITY 2.79
!===== SET A DEFAULT MATERIAL ====
SET_DEFAULT_MATERIAL alu
!===== SET THE DEFAULT TOLERANCE FOR DIMENSIONS ====
SET_DEFAULT_TOL_TYPE PLUS_MINUS
!===== CREATE PARAMETERS ====
CREATE_PARAMETER COMPANY STRING B&W Software DESIGNATE
CREATE_PARAMETER USERNAME STRING GETENV:USERNAME DESIGNATE
CREATE_PARAMETER INT_PARAM INTEGER 1337 DESIGNAGE
CREATE_PARAMETER DBL_PARAM DOUBLE 1.337