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Creo Simulate のビーム構造モデルの作成
Creo Parametric でフレームアセンブリの構造解析を実行するには、Creo Advanced Framework モデルを作成するときに特殊な直線プロファイルセットを使用する必要があります。これらのプロファイルは Creo Advanced Framework インストールファイルに含まれています。新しいフレームアセンブリの設計を開始する前に、この特殊なプロファイルセットで通常のプロファイルセットを置き換えておく必要があります。設計中にこれらのプロファイルを使用する場合、アセンブリされるプロファイルは、ビーム要素を使用して構造解析モデルを作成するために Creo Simulate によって必要とされるデータを含んでおり、以下に示すように Creo Simulate 構造解析モデルに簡単に変換できます (これが可能なのは直線スチールプロファイルの場合のみです)。プロファイルセットを置き換えるには、次のディレクトリの名前を変更します。
古い名前
新しい名前
<afx_installation_directory>/parts/profiles/steel_beams_mm>
<steel_beams_mm_original>
<afx_installation_directory>/parts/profiles/steel_beams_inch>
<steel_beams_inch_original>
<afx_installation_directory>/parts/profiles/steel_beams_mm_mechanica>
<steel_beams_mm>
<afx_installation_directory>/parts/profiles/steel_beams_inch_mechanica>
<steel_beams_inch>
 
*注記 ディレクトリ名が変更されると、Creo Advanced Framework で設計される全フレームアセンブリに、Creo Simulate での構造解析に必要なデータが含められます。
特殊なプロファイルセットを使用して Creo Advanced Framework アセンブリを Creo Parametric ビームモデルに変換するには
1. Creo Parametric ビューマネージャで簡略表示を作成して、Mechanica という名前を付けます。
2. ビューマネージャで「代替」(substitute) と「簡略表示使用」(By Rep) をルールとして使用して、この簡略表示を再定義します。
3. モデルツリーですべてのプロファイルモデルを選択します。Creo Simulate モデルがモデルツリーの代替リストに表示され、すべてのビームモデルに Mechanica という簡略表示が表示されます。
4. Creo Parametric ビューマネージャの「アクセプト」(Accept) および「プレビュー」(Preview) をクリックします。すべてのビームモデルが Creo Simulate 簡略表示に置き換わります。プロファイルのソリッドジオメトリが削除され、Creo Simulate 用のビームの 2 次元断面データを含んだデータムカーブが残ります。
5. Creo Parametric ビューマネージャを閉じます。
6. 「アプリケーション」(Applications) > 「シミュレーション」(Simulate) をクリックしてから、「ホーム」(Home) タブで、「Structure モード」(Structure Mode) をクリックします。フレームアセンブリの構造解析モデルが表示されます。