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非標準のビーム終端処理における L_MIN および H_MIN 寸法について
ビーム終端処理を作成する場合は、L_MIN および H_MIN 寸法の意味を理解することが重要です。
L_MIN は、接続先ビームのフランジの外側サーフェスと終端処理の間の最小距離です (上の図を参照)。終端処理のカットを作成すると、最小距離をフランジに残すようにカット長さが計算されます。許容される次に大きなカット長さの値は、Creo Advanced Framework インストールディレクトリのコンフィギュレーションサブディレクトリにある beam_end_cope_dims.cfg ファイルにより定義されます。これらはユーザー定義の L_MIN を保持しながら、偶数値 (100 mm、110 mm、120 mm など) を確保します。接続先ビームのフランジの幅が変化すると長さが更新されます。L_MIN は、接続先サーフェスの上端からカット底までの最小距離を指定します。この距離を維持するために必要な高さが計算され、次に大きな値がカット高さとして H_MIN beam_end_cope_dims.cfg ファイルから選択されます。
正しいカット値を取得するには、デフォルト値を変更しないでください。 値をカスタマイズする必要がある場合は、beam_end_cope_dims.cfg ファイルをアクティブ化します。
ビーム終端処理コマンドがスチール接続の「要素定義」(Element Definition) ダイアログボックスに表示されます。チェックボックスを選択または解除して処理コマンドを切り替え、L_MIN および H_MIN 寸法を使用します。