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Creo Simulation Live のファスナー
ファスナーについて
ボルトジョイントの簡略表示であるモデル化ファスナーを作成できます。ファスナーを使用することで、ボディ間またはアセンブリ間の荷重の転送の効果を検討したり、モデルにおける応力と変形を計算したりできます。
ボルト穴の内部サーフェスまたはボルト穴の軸を使用して、複数のフランジ間にファスナーを作成できます。
次の図は、ファスナーのさまざまな寸法を示しています。
1. ボルトヘッド
2. ボルトヘッド直径
3. シャンク
4. シャンク直径
5. グリップの長さ
6. ねじ
7. ねじ長さ
8. ナット
ファスナーのパターンの作成
ファスナーをパターン化して作成するには、モデルツリーでファスナーを選択し、右クリックして (パターン) を選択します。作成するファスナーが、あるパターンのメンバーである場合、選択した参照を使用してファスナーのパターンが作成されます。
ファスナーのパターンを定義する際、次の点に注意してください。
ファスナーのパターンを作成するには、選択した参照が、パターン化されたジオメトリの一部でなければなりません。
そのパターン内の参照に問題がある場合、ファスナーのパターンの作成に失敗したり、一部の参照に対してのみパターンが作成されたりする場合があります。失敗の理由として、以下の内容が挙げられます。
選択した参照の一部またはすべてにおいて、一致するフランジまたは穴が存在しない。
参照の軸がフランジに垂直ではない。
参照が部分的な円柱である。
両端のフランジが平面ではない、または円形ではない。
パターン化されたファスナーの一部が作成され、残りの作成が失敗した場合、一部のファスナーのみを使用してパターンを作成するか、ファスナーのパターンを破棄するかを指定するよう求めるプロンプトが表示されます。
すでにファスナーが存在する参照に対してファスナーのパターンを作成する場合、既存のファスナーは、そのパターンに属するファスナーに置き換えられます。新しいファスナーパターンを作成するか、既存のファスナーを保持するかを指定するよう求めるプロンプトが表示されます。
ジオメトリが修正され、一部のパターンインスタンスが無効になった場合、それに伴い、ファスナーの数も更新されます。有効なインスタンスが 1 つしか残っていない場合でも、そのインスタンスはパターンノードとして表示されます。すべてのインスタンスが無効になると、そのパターンノードはモデルツリーで失敗状態になります。
ファスナーのパターンをさらにパターン化することはできません。
ファスナーパターンは、パターンノードを選択することによってのみ編集できます。複数のファスナーを選択すると、パターンオプションは無効になります。
パターンを削除すると、元のファスナーを除くすべてのインスタンスが除去されます。すべての穴のインスタンスを削除すると、ファスナーは失敗状態になります。
パターン内のインスタンスが 1 つしか有効ではない場合でも、モデルツリーおよびレポートでは、パターン化されたファスナーに常に「Pattern of FastenerN」という名前が付きます。
モデルの範囲に含まれていない部品上にパターン化された参照がある場合、それらのインスタンスでは、ファスナーは作成されません。
ファスナー作成に関するガイドライン
ファスナーを作成する際には、以下のガイドラインに従ってください。
ファスナーはソリッドボディにのみ作成できます。
ボルトシャンク直径はボルト穴直径より小さくなければなりません。
ボルトヘッド直径はボルトシャンク直径より大きくなければなりません。
ボルトヘッド直径はボルト穴直径より大きくなければなりません。
ファスナーの材料は線形等方性材料のみでなければなりません。標準ファスナーライブラリに含まれていない材料でファスナーを定義する場合は、以下のパラメータに有効な定義があることを確認します。
パラメータ
単位
密度
kg/m3
ヤング率
Pa
ポアソン比
N/A
熱膨張係数
1/C
引張り降伏強度
Pa
熱伝導率
W/m-K
比熱
kJ/kg.C
すべての接続されているフランジに貫通穴がある場合は、ファスナーの両方の端にボルトヘッドが作成されます。
いずれかのフランジに貫通穴がない場合は、次の図に示すように、一方の端にのみボルトヘッドがあるボルトが作成されます (ねじタイプのファスナー)。
すべてのフランジに貫通穴がある場合に、最後のフランジの下の面が穴の軸に垂直ではない場合、次の図に示すように、一方の端にのみボルトヘッドがあるファスナーが作成されます。
フランジが 2 つしかなく、下のフランジにカーブした終端サーフェスがある場合、ファスナーは作成できません。
ファスナーを作成する際、ファスナーの軸がフランジに垂直でなければなりません。
ファスナーが正しく機能するには、接続されているフランジがなければなりません。ファスナーを作成するには、少なくとも 2 つのフランジを選択する必要があります。
次の図に示すように、相互に離れている、同軸穴のあるフランジの間にファスナーを作成するには、「分離された同軸穴を通るファスナーを作成します」(Create fastener through the separated coaxial holes) チェックボックスをオンにします。
選択した参照の端フランジには平面サーフェスがなければなりません。次の図に示すように、端フランジにカーブサーフェスがある場合、ファスナーを作成できません。
選択した参照の端フランジには円形エッジがなければなりません。次の図に示すような直線エッジは使用できず、ファスナーは作成されません。
ファスナー定義に対して選択する参照は完全な円柱でなければなりません。次の例では、ボルト穴は部分的な円柱であるため、ファスナーを作成できません。
上のフランジと下のフランジの間に仲介ジオメトリがある場合、ファスナーは作成されますが、警告が表示され、検討結果を解釈する際にこの点を考慮する必要があります。
複数の異なる寸法があるファスナー
寸法が異なる複数の参照を通過するファスナーを作成する場合、次の理由でファスナーの作成が失敗することがあります。
ボルトシャンク直径がボルト穴直径より大きい - この場合、ボルトが穴に収まりません。
ボルトヘッド直径がボルトシャンク直径より小さい - これにより、ボルトヘッドが穴を通過し、ファスナーを固定できません。
ボルトヘッド直径がボルト穴直径より小さい - ボルトヘッドがファスナーを適切に固定しません。
選択した参照で、接続されているフランジが見つからなかった - 正しく定義するには、ファスナーに少なくとも 2 つの接触しているフランジが必要です。
選択した参照で、分離された同軸穴が見つからなかった - 「分離された同軸穴を通るファスナーを作成します」(Create fastener through the separate coaxial holes) チェックボックスをオンにしても、選択したボルト穴が同軸でなければ、ファスナーを作成できません。
参照の軸がフランジに垂直ではない。
選択した参照で、平面サーフェスがある端フランジが見つからなかった。
選択した参照で、円形エッジがある端フランジが見つからなかった。
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