透視表示
Creo Elements/Direct Modeling では、パーツとアセンブリを透視表示できます。これは、特に設計段階でソリッド モデルの現実感を高める上で重要です。
パーツを透視表示すると、パーツの穴加工、編集、その他の操作を行うことができます。ただし、透視表示により、例えばテーパされた稜線の見え方が強調されることがあるので注意してください。
透視表示への変更
透視表示に変更するには
1. ビューポートで右クリックし、ビューポートプロパティを選択します。「Vport: vport1」ダイアログボックスが開きます。
2. 「投影」で「透視」をクリックします。
3. 「設定」をクリックします。「ビュー設定」ダイアログが開きます。
• 始点: これはモデルを見る位置です。視点と同じものです。この点がモデルに近いほど、歪みは大きくなります。「始点」は、モデルの内部には設定できません。始点を指定するには、「始点」をクリックしてユーザ入力ラインに座標位置を入力します。
• 終点: ビューが消える点です。デフォルトの値は、モデルの中心にあります。終点が視点に近づくほど、ゆがみが大きくなります。
• 距離: これは、「始点」と「終点」の間の距離です。距離が小さくなるほど、透視表示が強くなります。
• 角度: このオプションを使用して、視野を設定します。これは、カメラの対物角度を変更することに相当します。角度の値は、1 ~ 179 度の範囲です。角度を増やすと、モデルが遠ざかります。
• 再表示: このオプションは、メニューを再表示する場合に使用します (メニューの値が、カメラの位置と同期しない場合があります)。
「フィット」をクリックすると、値をリセットできます。
始点、終点、距離
1. 始点
2. 終点
3. ビュー方向
4. 始点と終点の距離